@ProperCase (式言語)

固有名詞の大文字と小文字の記述方法に従って、文字列に含まれる単語を変換します。各単語の 1 文字目は大文字に変換され、その他すべての文字は小文字に変換されます。

構文

@ProperCase( string )

パラメータ

string

文字列または文字列リスト。変換する文字列を指定します。

戻り値

properString

文字列または文字列リスト。固有名詞の大文字と小文字の記述方法に従って変換された string です。

使用法

パラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

「単語」とは、間に空白を含まない連続した文字の組み合わせのことです。ハイフンで結合された単語は、アポストロフィ以外の分離記号で区切られた単語と同様に 2 語と見なされます。

  1. 次の例では、Every Child Loves Toys が返されます。
    @ProperCase("every CHILD LOves toys")
  2. 次の例では、3-Digit Code が返されます。
    @ProperCase("3-digit code")
  3. 次の例では、[City] というフィールドの文字列が los angeles、Los Angeles、LOS ANGELES、los Angeles などのつづりのとき、Los Angeles が返されます。
    @ProperCase(City)
  4. 次の例では、Robert と Smith がリストで返されます。
    @ProperCase("ROBERT" : "SMITH")

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の StrConv 関数