@LowerCase (式言語)

構文

@LowerCase( string )

パラメータ

string

文字列または文字列リスト。小文字に変換する文字列を指定します。

戻り値

lowerCaseString

文字列または文字列リスト。string を小文字に変換したものです。

使用法

パラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

この関数は、ある値を検索するときに、実際には小文字だけで表記されているのか、大文字だけか、あるいは大文字と小文字が混在しているのかが不明な場合に使用すると便利です。この関数は、入力変換式でフィールドの内容を小文字に変換するときにも使用できます。

例

1. 次の例では、「juan mendoza」が返されます。

   @LowerCase("Juan Mendoza")

2. 次の例では、[Furniture] フィールドに「Arm Chair」、「Arm chair」、「arm chair」、「ARM CHAIR」などのつづりが含まれるとき、「arm chair」が返されます。

   @LowerCase(Furniture)

3. 次の例では、現在の階層付きユーザー ID に関連付けられている名前が William Fletcher のとき、fletcher が返されます。

   @LowerCase(@Right(@Name([CN];@UserName); " "))

4. 次の例では、juan と mendoza がリストで返されます。

   @LowerCase("Juan" : "Mendoza")

クロスリファレンス

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