NotesACLEntry (LotusScript)

アクセス制御リスト内の単一エントリを表します。エントリには、ユーザー、グループ、サーバーがあります。

包含関係

包含元: NotesACL

包含要素: NotesName

プロパティ

CanCreateDocuments

CanCreateLSOrJavaAgent

CanCreatePersonalAgent

CanCreatePersonalFolder

CanCreateSharedFolder

CanDeleteDocuments

CanReplicateOrCopyDocuments

IsAdminReaderAuthor

IsAdminServer

IsGroup

IsPerson

IsPublicReader

IsPublicWriter

IsServer

Level

Name

NameObject

Parent

Roles

UserType

メソッド

DisableRole

EnableRole

IsRoleEnabled

New

Remove

作成方法

新規に NotesACLEntry オブジェクトを作成するには、次のいずれかを使用します。

注: New メソッドは COM ではサポートされていません。

New は指定された名前とアクセスレベルを持つエントリを ACL に作成します。

修正した ACL をハードディスクに保存する場合は、ACL に Save を呼び出す必要があります。

構文

Dim variableName As New NotesACLEntry( notesACL , name$ , level% )

または

Set notesACLEntry = New NotesACLEntry( notesACL , name$ , level% )

パラメータ

notesACL

作成するエントリを含む ACL です。

name$

String 型。ACL にエントリを作成する対象となるユーザー、グループ、サーバーの名前。

level%

定数。ACL のユーザー、グループ、サーバーに割り当てるアクセスレベルです。次のいずれかを指定します。

 

ACLLEVEL_NOACCESS (0)

アクセス権なし

 

ACLLEVEL_DEPOSITOR (1)

[投稿者] のアクセス権

 

ACLLEVEL_READER (2)

[読者] のアクセス権

 

ACLLEVEL_AUTHOR (3)

[作成者] のアクセス権

 

ACLLEVEL_EDITOR (4)

[編集者] のアクセス権

 

ACLLEVEL_DESIGNER (5)

[設計者] のアクセス権

 

ACLLEVEL_MANAGER (6)

[管理者] のアクセス権

アクセス

NotesACL を使用すると既存の NotesACLEntry に次の 3 つの方法でアクセスできます。

クロスリファレンス

式言語の @UserPrivileges 関数