選択された文書をフォルダに移動するか、コピーします。
@Command( [Folder] ; folderName ; moveOrCopy )
folderName
文字列。オプション。選択した文書の移動先かコピー先のフォルダの名前です。このパラメータを省略すると、[フォルダの移動] ダイアログボックスが表示され、フォルダを選択できます。
moveOrCopy
数値 ("1" か "0")。オプション。"1" の場合は文書をフォルダに移動します。"0" の場合は文書をフォルダにコピーします。このパラメータを省略すると "0" (コピー) を指定したとみなされます。
moveOrCopy に "0" を指定して folderName を省略した場合は、[移動] ボタンが淡色表示された [フォルダへ移動] ダイアログボックスが表示されます。moveOrCopy に "1" を指定して folderName を省略した場合は、すべてのオプションが使用できる [フォルダへ移動] ダイアログボックスが表示されます。
このコマンドはすべての @関数が実行された後に実行されます。すぐ実行するには、FolderDocuments @ コマンドを使用します。詳しくは、「式ステートメントの評価の順序」のトピックを参照してください。
folderName は省略するが moveOrCopy は指定する場合、次のように NULL 文字列を使用します。
@Command([Folder];"";"1")
保存された文書が開いているか、ビューで選択されていなければなりません。
このコマンドは新規文書については動作しません。ビューで複数の文書を選択した場合は、選択したすべての文書がフォルダに移動されるか、コピーされます。
@AddToFolder は、別のフォルダから文書を移動できること以外は、@Command([Folder]; Foldername; MoveOrCopy) と同じ動作をします。
この @コマンドを実装するビューまたはフォルダのインフォボックスで、[ブラウザでアプレットを使用] が有効になっている場合は、@コマンドを Web アプリケーションで使用できます。
LotusScript® NotesUIWorkspace クラスの Folder メソッド
LotusScript NotesDocument クラスの PutInFolder メソッド
Java™ Document クラスの putInFolder メソッド