LotusScript をコンパイルする

スクリプトは次の 2 つの段階でコンパイルされます。

  1. 部分的なコンパイルは、スクリプトを入力したときに行われます。構文エラーや 1 行ごとのエラーはここで報告されます。
  2. 完全なコンパイルは、スクリプトを保存するときに行われます。コンパイル時のその他のエラーはすべてここで報告されます。

スクリプトの保存時にコンパイルエラーが発生した場合は、もう一度スクリプトを編集するか、変更内容を保存せずに終了します。終了すると変更内容はすべて失われます。

エラーがあるスクリプトを保存する場合は、エラーのある行の先頭にアポストロフィや REM ステートメントを付けてコメントアウトします。%REM ... %END REM 命令を使用することもできます。

コンパイル中に検知できないエラーは実行時に報告されます。

フォームの (Globals) を変更すると、(Globals) スクリプトに関連するフォームやフォーム上のすべてのオブジェクトのスクリプトが再コンパイルされます。共有フィールドやサブフォーム内のスクリプトは、フォーム上にはないので再コンパイルされません。

フォーム上のオブジェクトのスクリプトを変更すると、オブジェクトに関連づけられたすべてのイベントだけが再コンパイルされます。

LotusScript の再コンパイルの詳細については「すべての LotusScript を再コンパイルする」を参照してください。