action (Domino DTD)

アクションを表します。アクションは、Domino アクション、式言語の @関数または @コマンド、LotusScript 言語、Java 言語プログラムのいずれか、それらの組み合わせから構成されるコードです。開発者は、ユーザーがアクションにアクセスする方法を指定します。通常はビュー、フォーム、ページのアクションバーにボタンとして表示するか、メニューバーの [アクション] オプションに追加します。

包含階層

包含元: <actionbar><sharedactions>

包含要素: <code><imageref>

構文

<!ELEMENT action ( imageref?, code* )>

[コンテンツ]

imageref? , code*

省略可能な <imageref> 要素 (アクションがアクションボタンの図形に共有イメージを使用する場合)、続いて任意の数の <code> 要素の順に含まれます。

属性

<!ATTLIST action

title

%tstring;

#IMPLIED

id

%integer;

#IMPLIED

displaytype

(%action.types;)

"button"

targetframe

%string;

#IMPLIED

hide

%tokens;

""

showinmenu

%boolean;

"true"

showinbar

%boolean;

"true"

systemcommand

(%action.systemcommands;)

#IMPLIED

icon

%integer;

#IMPLIED

graphicalalign

(%lr.aligns;)

"left"

align

(%lr.aligns;)

"left"

onlyiconinbar

%boolean;

"false"

%reading.order.attrs;

   

%notesflow.publishing.attrs;

   
>

align

ウィンドウのアクションバーの文字揃えです。オプションのリストの詳細については、%lr.aligns; エンティティを参照してください。

displaytype

アクションの表示方法を定義します。オプションは、%action.types; エンティティで定義されています。デフォルトは button です。

graphicalalign

アクションボタンのテキストに対するアイコンの文字揃えです。オプションのリストの詳細については、%lr.aligns; エンティティを参照してください。

hide

アクションを非表示にするタイミングを示すキーワードオプションです。オプションは、%action.hide.tokens; エンティティで定義されています。

icon

列アイコンの一覧の中で Notes アイコンを表す整数値です。『アプリケーション開発者ガイド』の「列アイコンの一覧」を参照してください。

id

共有アクションの ID です。データベース内のすべての共有アクションは単一のフォーム文書で表されるため、各アクションはユニーク ID を持つほかのアクションと区別されます。

onlyiconinbar

true の場合、アクションバーにテキストなしでアクションアイコンが表示されます。デフォルトは false です。

showinbar

true (デフォルト) の場合、アクションバーにアクションが表示されます。

showinmenu

true (デフォルト) の場合、[アクション] メニューにアクションの名前が表示されます。

systemcommand

組み込み Notes アクションです。%action.systemcommands; エンティティで定義されています。

targetframe

アクションの結果を表示するフレームの名前を指定します。

title

アクションに割り当てられた名前です。

<action> 要素の定義済みエンティティ

%action.hide.tokens; エンティティは、アクションを非表示にするキーワードトークンのリストを表します。

構文:

<!ENTITY % action.hide.tokens "read | edit | preview | previewedit | notes | web | mobile ">

次に示すキーワードトークンは、次のような条件下でアクションバーまたは [アクション] メニューでアクションを非表示にします。

edit

文書が編集のために開かれている場合です。

mobile

モバイルユーザーがアクセスしている場合です。

notes

Notes R4.6 またはそれ以降のクライアントがアクセスしている場合です。

preview

文書が読み込みのためにプレビューされている場合です。

previewedit

文書が編集のためにプレビューされている場合です。

読み取り

文書が読み込みのために開かれている場合です。

web

Web ブラウザからアクセスされている場合です。

%action.systemcommands; エンティティは、使用できる組み込み Notes アクションのリストを表します。

アクションこれらのアクションを使用すると、ユーザーは共通の Notes タスクを実行できます。共通の Notes タスクは常に [アクション] メニューに表示されています。アクションを選択できるかどうかは、UI のどの領域がメインウィンドウに表示されているかによって変わります。例えば、文書にフォーカスがある場合、[編集モード] アクション (以下に示す edit オプション) は [アクション] メニューで使用可能な状態で表示されます。

構文:

<!ENTITY % action.systemcommands "categorize | edit | send | forward | movetofolder | removefromfolder ">

%action.types; エンティティは、アクションの表示オプションを定義します。デフォルトは button です。

構文:

<!ENTITY % action.types "button | checkbox | menuseparator ">

%notesflow.publishing.attrs; エンティティは、開いている任意の OLE サーバーアプリケーションの [アクション] メニューからアクセスできるようにアクションを発行するかどうか、およびその方法を定義します。

構文:

<!ENTITY % notesflow.publishing.attrs "

publishonolelaunch

%boolean;

"false"

closewhenchosen

%boolean;

#IMPLIED

docfocuswhenchosen

%boolean;

#IMPLIED

">

closewhenchosen

true の場合、アクションが選択されると OLE オブジェクトが閉じて、フォーカスが Notes に戻らなければならないことを意味します。

docfocuswhenchosen

true の場合、アクションが選択されると文書ウィンドウにフォーカスが設定されなければならないことを意味します。

publishonolelaunch

true の場合、OLE オブジェクトと共にアクションが発行されなければならないことを意味します。