フィールドを複数のフォームで使用できるように定義することができます。例えば、ほとんどのフォームには作成日付のフィールドが必要になりますが、このフィールドを 1 回定義しておけば、複数のフォームに対して繰り返し使用することができます。フィールドを共有フィールドとして定義すると、Domino® Designer は、そのフィールドを他のフィールドよりも太い枠で表示し、 データベースで使用可能な共有フィールドのリストにそのフィールド名を追加します。データベース内の別のフォームに共有フィールドを挿入するには、共有フィールドの一覧からフィールド名を選択します。
フィールドを共有フィールドとして設計できます。また、レイアウト領域以外の場所にある単独使用フィールドを共有フィールドに変換できます。
共有フィールドを削除するには、共有フィールドの一覧から共有フィールドを選択して [編集] - [削除] を選択します。
共有フィールドをフォームから削除しても、フォームから削除されるのはフィールド参照だけです。共有フィールド定義は他のフォームで共有されている可能性があるため、この定義はデータベースに残ります。@DeleteField 関数を使用してフィールドデータを削除しない限り、同じ名前のフィールドを追加するか、共有フィールドを再度挿入することにより、削除された共有フィールドのデータを再表示できます。
ユーザーが開いた文書に関連する共有フィールドが削除されている場合、次のメッセージが表示されます。
Cannot locate field definition for Field: <field name>.
ユーザーが [OK] をクリックすると、共有フィールドの内容が編集不可能なテキストとして表示されます。
このメッセージが表示されないようにするには、共有フィールドを切り取ってからフォームに再度貼り付けることにより、各フォームを変更します。これにより、古い共有フィールドが単独使用フィールドに変換されます。フィールド定義はデータベースの一箇所に集中的に保存されているのではなく、各フォーム内に保存されています。したがって、文書は共有フィールド定義を参照していたときと同じ状態で表示されます。
マルチリンガルデータベースがある場合、共有フィールドのコピーを複数作成して、それぞれを別の言語に対応させたい場合があります。例えば、言語別に共有フィールドのヘルプテキストが必要な場合があります。
マルチリンガルデータベース向けの共有フィールドを複数作成するには: