日付/時刻フィールド

日付/時刻フィールドでは、さまざまな形式で時刻と日付の情報を表示します。 ユーザーが編集可能な日付または時刻のフィールドを定義できます。また、計算結果のオプションを選択して、ユーザーがフィールドの値を変更できないようにすることもできます。

日付は、1/1/0001 から 12/31/9999 の範囲で指定することができます。00 から 49 までの間の 2 桁の年を入力すると 2000 年から始まる世紀として認識され、50 から 99 までの間の 2 桁の年を入力すると 1900 年から始まる世紀として認識されます。フィールドに入力される値を 4 桁の年に限定したい場合は、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブで、[入力] の [年の入力は西暦で要求] を選択します。

時刻の範囲は、24 時間形式の場合は 00:00:00:00 から 23:59:59:59、12 時間形式の場合は 12:00:00 AM から 11:59:59 PM になります。

日付/時刻形式を選択する

[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブで、日付/時刻フィールドの表示形式を選択します。現在のユーザー設定に基づく日付/時刻表示の使用を選択するか、表示をカスタマイズできます。

日付を表示する

  1. 日付/時刻フィールドを選択または作成します。
  2. [制御] タブの [ユーザープリファレンス] の隣で、次のいずれかを選択します。
    • ユーザーのワークステーションからプリファレンスを使用するには [ユーザー設定] を選択する。
    • 表示をカスタマイズするには [カスタム] を選択する。
      ヒント: カスタムの日付/時刻フィールドを作成する場合、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択して、ユーザープリファレンスの [日付時刻の入力を厳密に評価する] チェックボックスをオンにした状態とオフにした状態の両方でアプリケーションをテストしてください。

    また、カスタムの日付/時刻フィールドを作成する場合には、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブでフィールドのヘルプテキストを挿入して、日付の入力方法を説明します。さらに、ヘルプテキストの一部として、簡単な例を表示できます。

  3. [表示日付] チェックボックスをオンにして、表示オプションを選択します。オプションを選択すると、それに合わせてサンプルが変わります。

    表示日付オプションは次のとおりです。

    表示:

    • すべて
    • 年月日のみ
    • 月日と曜日のみ
    • 年と月のみ
    • 月と日のみ
    • 年のみ
    • 月のみ
    • 日のみ
    • 曜日のみ

    特別:

    • Today を表示
    • 常に 4 桁で表示
    • 21 世紀を 4 桁で表示

      この 4 桁の設定は、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブでは、常に 2 桁の年形式よりも優先されます。

    • 今年以外は年を表示

    カレンダー:

    • グレゴリオ暦
    • Hijri 暦

    形式 ([カスタム] を選択した場合に表示):

    • YMDW - 年、月、日、曜日。例えば、98/12/17/(木) のようになります。
    • WMDY - 曜日、月、日、年。例えば、(木)/12/17/98 のようになります。
    • WDMY - 曜日、日、月、年。例えば、(木)/17/12/98 のようになります。

    区切り記号 ([カスタム] を選択した場合に表示):

    • 曜日、日、月、年の間に区切り記号を入力します。例えば、スラッシュ (/) を入力して、「06/06/02」の形式で日付を表示することができます。

      日付の区切り文字としてカンマを指定した場合 (「11,15,98」など)、リスト内に複数の日付を定義するにはセミコロンを使用する必要があります (「11,15,98; 12,15,98; 1,15,99」など)。日付の区切り記号にセミコロンを指定した場合は、複数の値を並べて表示するときの区切りにカンマを使用する必要があります。

    日、月、年、曜日:

    • ドロップダウンリストから、日、月、年、曜日の形式を選択します。

時刻を表示する

  1. 日付/時刻フィールドを選択または作成します。
  2. [制御] タブの [ユーザープリファレンス] で、次のいずれかを選択します。
    • ユーザーのワークステーションからプリファレンスを使用するには [ユーザー設定] を選択する。
    • 表示をカスタマイズするには [カスタム] を選択する。
  3. [表示時刻] のチェックボックスをオンにして、表示時刻オプションを選択します。オプションを選択すると、それに合わせてサンプルが変わります。

    表示時刻オプションは次のとおりです。

    表示:

    • すべて
    • 時、分、秒
    • 時、分
    • 時のみ

    タイムゾーン:

    • ローカルのタイムゾーンに合わせる - 文書作成時のタイムゾーンを基準にした時刻が表示されます。

      例えば、ボストンで 3:00 PM に文書が作成され、ロサンゼルスのユーザーがそれを読む場合、作成時刻は太平洋米国標準時に調節され、12:00 PM と表示されます。

    • 常にタイムゾーンを表示する - 文書作成時のタイムゾーンが値の一部として表示されます。

      この場合、時刻そのものは読み取り側のタイムゾーンに合わせて調節されることはありません。その代わりに、作成者側のタイムゾーンが表示されます。例えば、文書がボストンで 3:00 PM に作成された場合、ロサンゼルスのユーザーには作成時刻として「3:00 PM EST」が表示されます。

    • ローカル以外はタイムゾーンを表示する - 文書が表示されるタイムゾーンと、文書が作成されたタイムゾーンが異なる場合のみ、文書が作成されたタイムゾーンを表示します。

      例えば、文書がボストンで 3:00 P.M. に作成された場合は、米国東部標準時にいるユーザーには、作成日付は「3:00 PM」と表示されます。一方、異なるタイムゾーンにいるユーザーには、作成日付は「3:00 PM EST」と表示されます。

      タイムゾーンのオプションを最大限に利用するには、フィールドに日付が設定されている必要があります。

    形式 ([カスタム] を選択した場合に表示):

    • 12 時間制
    • 24 時間制

    区切り記号 ([カスタム] を選択した場合に表示):

    • 時、分、秒の間に区切り記号を入力します。例えば、コロン (:) を入力して、時刻を「11:52:35 AM」のように表示できます。

日付と時刻の両方を 1 つのフィールドに表示する場合は、[表示日付] と [表示時刻] の両方を選択します。