replaceItemValue (NotesDocument - JavaScript)

指定された名前のすべてのアイテムを 1 つの新規アイテムに置き換えます。新規アイテムには指定された値が割り当てられます。

定義場所

NotesDocument

構文

replaceItemValue(name:string, value:any) : NotesItem
パラメータ 説明
name 置換したいアイテムの名前。
value 新規アイテムの値。
アイテムのデータ型は、値のデータ型に応じて次のように変わります。
値のデータ型 結果アイテム
string テキスト
int Number
double Number
NotesDateTime 日付/時刻アイテム
stringintdoubleNotesDateTime 型の要素を持つ java.util.Vector 複数の値を持つ文字列、数値、日付/時刻アイテム
NotesItem NotesItem と同じデータ型
戻り値 説明
NotesItem 同じ名前を持つ元のアイテムをすべて置き換える新規アイテム。

使用法

指定された名前の項目が文書にない場合、このメソッドは項目を新規に作成して文書に追加します。

変更を保持するには、replaceItemValue を呼び出した後に save を呼び出す必要があります。

新規アイテムの IsSummary プロパティはデフォルトで true が設定されます。つまり、アイテムの値はビューまたはフォルダで表示できます。

リッチテキストアイテム (または MIME エンティティ) の値を置換するためにこのメソッドを使用しないでください。ただし、それをテキストアイテムに変更したい場合を除きます。リッチテキストアイテムのコンテンツを置換するには、NotesDocument.removeItem または NotesItem.remove を使用して古いアイテムを削除し、NotesDocument.createRichTextItem を使用して同じ名前の新規アイテムを作成し、NotesRichTextItem.appendText などのメソッドを使用して新規コンテンツを提供します。

以下のボタンは、現在の文書内にある複数の数値を持つアイテムに値を追加します。
var doc:NotesDocument = currentDocument.getDocument();
if (doc.hasItem("quantity")) {
	var quantities:java.util.Vector = doc.getItemValue("quantity");
	if (quantities.add(requestScope.queryn)) {
		doc.replaceItemValue("quantity", quantities);
		doc.save();
		requestScope.status = "Quantity item replaced";
	} else {
		requestScope.status = "Unable to replace quantity item";
	}
} else {
	doc.appendItemValue("quantity", requestScope.queryn);
	doc.save();
	requestScope.status = "New quantity item added";
}

言語間の参照

LotusScript® NotesDocument クラスの ReplaceItemValue メソッド

Java™ Document クラスの replaceItemValue メソッド