日時を表します。
createDateTime で NotesDateTime オブジェクトを作成した後に、setLocalTime と setLocalDate で日時をリセットすることができます。createDateTime メソッドは、string または Date パラメータを受け取ります。ある形式の setLocalTime は string パラメータを受け取り、別の形式では Date パラメータを受け取ります。その他の形式の setLocalTime と setLocalDate は、複数の int パラメータを受け取ります。
string 形式の日付パラメータは、日付の後にスペースがあり、その後に時刻があります。時刻なしで日付を指定することも、日付なしで時刻を指定することもできますが、タイムゾーンは設定されません (後述の「タイムゾーン」を参照)。
以下の事項は、string 値から日時を設定する場合に該当します。
新規 NotesDateTime オブジェクトの作成時に、Domino® でのタイムゾーン設定によって、TimeZone プロパティが決まります。 例えば、Domino のタイムゾーンが東部標準時に設定されているコンピュータでコードが実行される場合、すべての新規 NotesDateTime オブジェクトの TimeZone プロパティは自動的に 5 に設定されます。タイムゾーン設定は、GMTTime プロパティにも影響します。
時刻コンポーネントなしで、または日付コンポーネントなしで日付を作成した場合、タイムゾーンは無効であり、TimeZone プロパティは 0 を返します。この場合、LocalTime と GMTTime はどちらも、タイムゾーンがない同じ時刻値を返します。convertToZone を適用した場合、タイムゾーンは無効のままで、TimeZone は 0 のままとなります。このとき、エラーは発生しません。
Today、Tomorrow、Yesterday などの表現を使用して新規 NotesDateTime オブジェクトを作成する場合、日付の値は Domino 内の現在の日付設定を使用して決定されます。これらの表現は、NotesDateTime オブジェクトの時刻コンポーネントに影響を与えません。 NotesDateTime を現在の日時に設定するには、Today の後に時刻を指定 (例えば Today 12:00:00 AM) するか、setNow を使用します。
NotesInternational クラスを通じて、オペレーティングシステムの日時の区切り文字とタイムゾーン設定を取得できます。
var doc:NotesDocument = currentDocument.getDocument();
var dt:NotesDateTime = session.createDateTime("Today 12");
dt.setNow();
doc.replaceItemValue("RecordedTime", dt);
doc.save();
var doc:NotesDocument = currentDocument.getDocument();
if (doc.hasItem("RecordedTime")) {
var dt:NotesDateTime = doc.getItemValueDateTimeArray("RecordedTime").elementAt(0);
return dt.getLocalTime() + " (" + dt.getGMTTime() + ")";
} else {
return "No recorded time"
}