NotesDocumentCollection (JavaScript)

データベース内にある文書のコレクションを表します。

アクセス

文書コレクションは、データベース内にあるすべての文書のサブセットを表します。サブセットに含まれる文書は、データベースの検索に使用するメソッドまたはプロパティによって決まります。以下に、その例を示します。

使用法

NotesDocumentCollectionNotesViewEntryCollectionNotesViewNavigator オブジェクトを使用すると、データベースの文書にアクセスできます。NotesDocumentCollection オブジェクトは次の場合に使用します。

ビューにはデータベース自体によってすでに索引が作成されているので、ビューを使用すると文書に効率良くアクセスできます。 ただし、ビューを使用しても必ずしも目的の文書にアクセスできるわけではありません。NotesViewEntryCollection オブジェクトと NotesViewNavigator オブジェクトを使用してビューエントリにアクセスできます。ビューエントリには NotesViewEntryNotesDocument の情報が含まれています。NotesViewNavigator を使用して、カテゴリ、合計、文書にアクセスできます。

文書の順序

コレクション内の文書がソートされるのは、コレクションが検索の結果として作成されたときです。これとは対照的に、NotesViewEntryCollectionNotesViewNavigator を使用してアクセスした文書は表示のままの順序になります。

現在のポインタ

現在のポインタは、文書コレクション用に保持されます。すべてのナビゲーションメソッドは、現在のポインタを取得された文書に設定します。ただし次の例外があります。Add メソッドと Delete メソッドは現在のポインタを移動しません。また、現在のポインタを最初の文書に設定するメソッドがあります。それらは、FTSearchremoveAll (リモート IIOP のみ)、putAllInFolderremoveAllFromFolderstampAll メソッドです。

削除スタブ

削除スタブは、コレクション作成後に削除された文書、または読者レベルのアクセス権を持たない文書に対して返されます。文書が実際に存在するか (true)、削除スタブであるか (false) を調べるには、NotesDocument の isValid を使用します。