createCopy (NotesDatabase - JavaScript)

現在のデータベースの空のコピーを作成します。

定義場所

NotesDatabase

構文

createCopy(server:string, dbfile:string) : NotesDatabase

createCopy(server:string, dbfile:string, maxsize:int) : NotesDatabase

パラメータ 説明
server 新規データベースが配置されるサーバーの名前。ローカルコピーを作成する場合は、NULL または空ストリング ("") を指定します。
dbfile 新規コピーのファイル名。
maxsize 新規データベースに割り当てる最大サイズ (G バイト)。このパラメータが適用されるのは、リリース 4 のデータベースか、リリース 5 にアップグレードしていないサーバー上で作成されたデータベースに限られます。4 より大きい整数を入力すると、実行時エラーが発生します。
戻り値 説明
Database 新規コピー。

使用法

指定したファイル名のデータベースが既に存在する場合は、例外が発生します。

コピーの内容は、現在のデータベースの設計要素、現在のデータベースと同一のアクセス制御リスト、現在のデータベースと同一のタイトルです。 文書は含まれません。

コピーはレプリカではありません。

サーバーへのリモート (IIOP) 呼び出しを使用するプログラムは、その他のサーバー上でデータベースを作成することや、その他のサーバー上のデータベースにアクセスすることはできません。 このような場合、サーバーパラメータは、プログラムの実行先サーバーと対応する必要があります。 これを実行するには 2 つの方法があります。
  • NULL または空ストリング ("") を使用して、現在のコンピュータを指定する。この方法の方が安全です。
  • プログラムの実行先サーバーの名前が、サーバーの名前と一致することを確認する。

クライアント上で実行されているプログラムは、単一のプログラムで、複数の異なるサーバーにアクセスできます。

元のデータベースの ACL は新規データベースにコピーされますが、コピーの ACL は変更が必要な場合があります。例えば、元のデータベースの管理者ではない場合でも、コピーに対する [管理者] 権限は必要な場合があります。 この場合は、grantAccess メソッドと revokeAccess メソッドを使用して、コピーの ACL を変更します。

以下のボタンは、ローカルデータベース names.nsf のローカルコピーを作成します。
var db:NotesDatabase = session.getDatabase(null, "names");
var title:string = db.getTitle();
try {
	var db2:NotesDatabase = db.createCopy(null, "names2");
	db2.setTitle("Copy of names");
	requestScope.status = "Database ¥"" + title + "¥" copied locally";
} catch(e) {
	requestScope.status = "Error: database ¥"" + title + "¥" not copied locally";
}

言語間の参照

LotusScript® NotesDatabase クラスの CreateCopy メソッド

Java™ Database クラスの createCopy メソッド

式言語の FileDatabaseCopy @コマンド