オブジェクト参照を変数に代入したり、オブジェクトを変数に関連付けます。
次のいずれかの構文を使用します。
Set var = New class [ ( [ argList ] ) ]
var
Variant 型の変数、クラス class のオブジェクト、class の派生クラスのオブジェクト、または配列、リスト、ユーザー定義データ型の要素などの、オブジェクト参照を受け入れる変数要素です。
class
作成するオブジェクトのユーザー定義クラスまたは製品クラスの名前です。
argList
ユーザー定義クラスでは、argList はクラスコンストラクタサブルーチン New から要求され type で指定したクラス内で定義される引数をカンマで区切ったリストです。製品クラスについては、製品のマニュアルを参照してください。
Set var1 = var2
var1
Variant 型の変数、var2 と同じクラスのオブジェクト、var2 のクラスから派生したクラスのオブジェクト、または配列、リスト、ユーザー定義型の要素などの、オブジェクト参照を受け入れる変数要素です。
var2
値が NOTHING の式、var1 と同じクラスのオブジェクト参照、var1 のクラスから派生したクラスのオブジェクト参照、または var1 の派生元であるクラスのオブジェクト参照です。後者の場合は、var2 に var1 のクラスまたは var1 から派生したクラスのインスタンスが含まれていなければなりません。
Set var = Bind [ prodClass ] ( objectName )
var
Variant 型の変数、prodClass のオブジェクト、または配列、リスト、ユーザー定義型の要素などの、オブジェクト参照を受け入れる変数要素です。
Bind
Bind キーワードは、objectName を var に関連付けます。関連付けには名前を使用します。この関連付けは、次のいずれかの条件が成り立つまで有効です。
Notes のオブジェクトを変数と関連付けるために Bind を使用しないでください。Notes はサポートするオブジェクトに暗黙的にバインドします。
prodClass
オプション。オブジェクト objectName の製品固有のクラスです。prodClass を指定しなければ、objectName は var と同じクラスとみなされます。var が Variant 型のときは、prodClass を指定しなければなりません。
objectName
クラス prodClass の製品固有のオブジェクトの名前とパスを指定する文字列です。パスは省略可能です。
この文字列の構文は製品に依存します。例えば、製品固有のオブジェクトの名前は、ApplicationWindowName¥ObjectName などになります。製品固有のオブジェクト名を指定するには、IBM® ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Set ステートメントはオブジェクト参照の代入ステートメントです。これはオブジェクト参照変数以外のすべての変数の一般代入ステートメントである Let ステートメントに似ています。
スクリプト以外のユーザーインターフェースを使用して製品固有のオブジェクトを作成する場合に、一部の 製品では、オブジェクトに割り当てた (または製品で割り当てられた) 名前がオブジェクト参照変数として暗黙的に宣言され、オブジェクトにバインドされることがあります。このため、変数を明示的に宣言してオブジェクトにバインドしなくても、オブジェクト名をスクリプト内で使用できます。
オブジェクト参照変数の値が NOTHING かどうかを調べるには、Is 演算子を使用します。