値を変数に代入します。
[ Let ] variableID = expr
Let
オプション。Let ステートメントは代入ステートメントをコーディングするのに便利です。キーワード Let がなくても、代入に影響はありません。
variableID
expr 値の割り当て先の変数または変数要素。variableID には、オブジェクト参照、配列、リスト以外にも、LotusScript® で認識される任意のデータ型を指定できます。variableID は、以下のいずれかの形式をとることができます。
配列でもリストでもない変数。この変数は配列変数やリスト変数そのものではありませんが、配列やリストを含む Variant 型である可能性はあります。
配列の要素。arrayName は配列変数か、配列を含む Variant 型です。
リストの要素。listName はリスト変数か、リストを含む Variant 型です。
ユーザー定義のデータ型のメンバ変数。typeVar はユーザー定義のデータ型のインスタンスです。typeVar には配列やリストの要素を指定できます。memberVar はユーザー定義のデータ型のメンバ変数です。memberVar には、スカラーデータ型、固定長配列、あるいはスカラーデータ型、配列、リスト、またはオブジェクト参照を含む Variant 型を指定できます。
クラスのメンバ変数またはプロパティ。object はオブジェクト参照を値に持つ式です。memberVar はそのクラスのメンバ変数かプロパティ、または配列メンバ変数の要素かリストメンバ変数の要素です。Me はクラス内で定義されているプロシージャでのみ使用してください。
expr
オブジェクト参照を値に持つ式以外のすべての式です。expr は variableID と同じデータ型でなければなりません。それ以外のときは、variableID のデータ型に変換可能でなければなりません。データ型変換の規則によって、LotusScript が expr の値をどのように変換してから variableID に代入するかが決まります。
LotusScript によって expr の値が variableID で指定した変数またはその要素に代入されます。
オブジェクト参照を変数に代入するときは、Let ステートメントを使用しないでください。代わりに Set ステートメントを使用します。