シーケンシャルファイルまたはバイナリファイルから連続したバイト (プラットフォーム固有の文字セット) を文字列変数に読み込みます。入力の解析は行われません。
InputBP[$] ( count , [#]fileNumber )
count
読み込むバイト数。
fileNumber
ファイルを開いたときに割り当てられた番号です。
InputBP 関数は Variant 型の値を返し、InputBP$ は String 型の値を返します。
現在のファイル位置から指定された数のバイトを返します。取得可能なバイト数より多いバイト数を指定した場合は、エラーとなります。
返される文字列の長さ (Len 関数と同じように文字数で計算される長さ) は、Unicode 文字に変換される文字数に相当します。例えば、10 バイトの ASCII 文字は 10 文字の Unicode 文字に変換され、10 バイトの DBCS 文字は 5 文字の Unicode 文字に変換されます。最後に読み込むバイトが DBCS 文字の先頭バイトである場合は、そのバイトが無視され、ファイルポインタは最後に要求されたバイトの 1 つ前のバイトに位置付けられます。
count がゼロの場合、空の文字列 ("") が返されます。
入力されたデータは Unicode に変換されます。
プラットフォームのバイトではなく、文字で作業をする場合には Input か Input$ 関数を使用します。変換されないままのバイトで作業をするには、InputB か InputB$ 関数を使用します。
なお、Output、Append、Random モードで開かれたファイルを Input、Input$、InputB、InputB$、InputBP、または InputBP$ で読み込むことはできません。