シーケンシャルファイルまたはバイナリファイルからバイト列を文字列変数に読み込みます。そのとき、入力データの解析を行いません。
InputB[$] ( count , [#]fileNumber )
count
読み込むバイト数。
fileNumber
ファイルを開いたときに割り当てられた番号です。
InputB 関数は Variant 型を返し、InputB$ は String 型を返します。
現在のファイル位置から指定された数のバイトを返します。取得可能なバイト数より多いバイト数を指定した場合は、エラーとなります。
返される文字列の長さ (Len 関数で計算された文字数) は、バイト数が偶数のときは (返されたバイト数 ) / 2、奇数のときは (返されたバイト数 + 1) / 2 です。奇数のバイト数が返されると、返された文字列の最終文字がゼロバイトでパッドされます。
count がゼロの場合、空の文字列 ("") が返されます。
どちらの場合でも、入力データは変換されません。改行文字や二重引用符、空白文字などもそのまま返されます。
文字単位の処理に対応するには、Input または Input$ 関数を使用します。
Output、Append、Random モードで開いたファイルの読み込みに Input、Input$、InputB、InputB$ 関数は使用できません。