プロシージャ: 関数、サブルーチン、プロパティ

プロシージャ
プロシージャはスクリプトの名前の付いたセクションで、名前で呼び出すことができます。LotusScript のプロシージャは、関数、サブルーチン、またはプロパティの形式を取ります。プロシージャは本来コードを編成する手法で、コードの理解と保守を簡単にできます。

関数
関数は、1 つの値を返す名前付きのプロシージャです。LotusScript は組み込み関数一式を備えているので、一般的なさまざまな数値、日付/時刻、文字列、データ変換、値のテストなどの処理が実行できます。

サブルーチン
サブルーチンは、呼び出し元に値を返さずに 1 つ以上の操作を実行する名前付きのプロシージャです。サブルーチンは、ブロックとして実行される 1 つ以上のステートメントを指定して定義し、これらのステートメントをサブルーチンの先頭部と End Sub ステートメントで囲みます。サブルーチンに値を代入するステートメントを含めることはできません。

プロパティ
プロパティは、アプリケーションに公開しない変数を間接的に操作することを主な目的とする言語要素です。これはオブジェクト指向プログラミングで特に有用です。アプリケーションにとっては、プロパティは値を代入したり取得したりできる変数のように見えますが、実際はそれ以上のものです。