添付ファイルと埋め込みオブジェクトは、NotesEmbeddedObject クラスを使用して表します。
注: 埋め込みオブジェクトとオブジェクトリンクは、OS/2、UNIX、Macintosh ではサポートされていません。
添付ファイルはサポートされています。
リッチテキストアイテムの添付ファイルにアクセスするには、次のいずれかを実行します。
リッチテキストアイテムの埋め込みオブジェクトにアクセスするには、次の操作のどちらかを実行します。
リッチテキストアイテムに添付ファイルまたは埋め込みオブジェクトを作成するには、NotesRichTextItem の EmbedObject を使用します。
NotesDocument の HasEmbedded プロパティは、文書が添付ファイルまたは埋め込みオブジェクトを含むかどうかを示します。
文書の作成に使用したフォームで元々埋め込まれていたオブジェクトを含む、文書内のすべての埋め込みオブジェクトを取得するには、NotesDocument の EmbeddedObjects プロパティを使用します。
リッチテキストアイテムに関連付けられていない R4 以前の添付ファイルを検索するには、NotesDocument の Items プロパティなどを使用して、文書内のすべてのアイテムを取得します。
その後で、各アイテムの Type プロパティの値が ATTACHMENT かどうかを調べます。この種類の添付ファイルを取得するには、NotesDocument の GetAttachment メソッドを使用します。
NotesEmbeddedObject の次のプロパティとメソッドは、添付ファイルと埋め込みオブジェクトの両方に適用されます。
- Name (読み込み専用 String 型) は、オブジェクトの参照名です。
- Parent (読み込み専用 NotesRichTextItem) は、オブジェクトを含むリッチテキストアイテムです。
- Source (読み込み専用 String 型) は、添付ファイルのファイル名と埋め込みオブジェクトの Notes® 内部名です。
- Type (読み込み専用 Integer 型) は、EMBED_OBJECTLINK、EMBED_ATTACHMENT、EMBED_OBJECT です。
- Remove は、リッチテキストアイテムからオブジェクトを削除します。
NotesEmbeddedObject の次のプロパティとメソッドは、添付ファイルだけに適用されます。
NotesEmbeddedObject の次のプロパティとメソッドは、埋め込みオブジェクトだけに適用されます。
- Class (読み込み専用 String 型) は、オブジェクトを作成したアプリケーションの名前です。
- FitBelowFields (読み書き可能 Boolean 型) は、True の場合、最初のレイアウト領域の下の画面を占有するように、OLE コントロールのサイズを変更します。
- FitToWindow (読み書き可能 Boolean 型) は、True の場合、画面を占有するように OLE コントロールのサイズを変更します。
- Object (読み込み専用 Variant 型) は、メモリに入っている場合、オブジェクトの OLE ハンドルです。
- RunReadOnly (読み書き可能 Boolean 型) は、True の場合、含まれる文書を読み込むときに埋め込みオブジェクトを実行します。
- Verbs (読み込み専用 String 型の配列) は、オブジェクトがサポートする verb を含みます。
- Activate は、オブジェクトをロードし、そのハンドルを返します。
- DoVerb は、オブジェクトのバーブを実行します。