@WebDbName (式言語)

現在のデータベースの名前を、URL に追加できるようにエンコードして返します。

注: この @ 関数は、Release 6 で新しく追加されました。

構文

@WebDbName

戻り値

databaseName

文字列。データベースの名前を URL エンコードしたものが返されます。

使用法

戻り値は、そのまま URL コマンドの中に配置できます。

URL エンコード方式によって、ほとんどの特殊文字は %xx という文字列に変更されます (xx は文字の値を表す 16 進数値)。例えば、空白は %20 に変更されます。

円記号 (¥) は、エンコードされるのではなくスラッシュ (/) に変更されます。2 つの円記号 (¥¥) は削除されます。ダッシュ (-) はそのまま渡されます。

ピリオドから始まるファイルの拡張子は、エンコードされません。

この関数は Web アプリケーションで使用すると最も効果的です。Notes クライアントから、例えば @URLOpen と組み合わせて実行する場合は、次のようにこの関数の前にホスト名を指定してください。指定しないと、URL コマンドは正しく実行されません。

@URLOpen("//hostname/" + @WebDbName + "/viewname?OpenView")

Web からアクセスされるアプリケーションでは、このアクションで現在のデータベースの「View A」が開きます。式の中で「View+A」を「View%20A」と記述することもできます。
@URLOpen(@WebDbName + "/View+A?OpenView")

クロスリファレンス

LotusScript® NotesDatabase クラスの GetURLHeaderInfo メソッド

Java™ Database クラスの getURLHeaderInfo メソッド