情報を表示、収集、格納する

どのように情報を表示、収集、格納するかは、すべてのアプリケーションについて重要な要件です。これらの要求を満たすのに使用する設計要素として、次のものがあります。

ページやフォームでは、レイヤーを使用できます。フィールド、ボタン、その他のユーザーインターフェースをレイヤー上に配置すると、ページやフォームの内容を大量に開発できるため、編成や再配置が簡単に素早く行えます。

ページ

ページは、情報提供を目的としたデータベース設計要素の 1 つです。ページはなじみのある Web コンセプトの 1 つです。たいていの Web サイトにはホームページがあります。ホームページには、会社についての情報、ページを強化するグラフィック、サイトの他の場所、または Web 上の他の場所へのリンクなどが含まれています。

Example of a page displayed via a browser

ページは、ユーザーに対して情報を表示するときいつでも使用できます。ページには次のものを含めることができます。

ページはフレームセットと連携して動作することが多く、図形、サイトナビゲーション、またはアプレットを表示します。

複合アプリケーションでは、ページをコンポーネントとして使用できます。

詳しくは、「ページを設計する」を参照してください。

フォームと文書

ページと同様に、フォームは情報を表示します。ページでできることはすべてフォームでもできます。フォームとページの違いは、フォームを使用すると情報収集ができるという点にあります。フォームは、文書を作成および表示するための構造を提供します。文書は、データをデータベースに格納するための要素です。

Notes Domino® Designer でフォームを作成する場合、ユーザーは Notes クライアントの [作成] メニューからフォームを開くことができます。Web ブラウザからフォームを開くためのボタンまたはアクションを指定する必要があります。フォームに入力して保存すると、その情報は文書として保存されます。文書を再度開くと、文書ではデータを表示するテンプレートとしてフォームが使用されます。

複合アプリケーションでは、フォームをコンポーネントとして使用できます。

詳しくは、「フォームを設計する」を参照してください。

フィールド

フィールドは、データを収集するフォームの要素です。フォーム上の各フィールドには、文書に保存する 1 種類の情報が格納されます。フィールドに格納する情報の種類をフィールドのデータ形式で定義します。

次のようなデータ形式のフィールドを作成できます。

フィールドが編集可能であるかどうかを決めます。編集可能とは、ユーザーの入力によってデータが書き込まれる、または式に基づいて計算が可能な状態であることを意味します。フィールドをプログラミングすると、他の Domino アプリケーション、複合アプリケーションのその他のコンポーネント、または外部ソースからデータを取得できます。さらに、同じデータベース内の多くのフォームで使用可能な共有フィールドを作成することもできます。

詳しくは、「フィールドを設計する」を参照してください。