デバッガには、LotusScript をステップ単位で実行するための次のような機能があります。
現在のステートメントを実行してから次のステートメントに進む、あるいは現在のステートメントがサブプログラムを呼び出している場合はサブプログラムの内容を 1 行ずつ実行させるには、[ステップイン] をクリックするか、[デバッグ] - [ステップイン] を選択するか、[F8] キーを押します。
[ステップイン] を選択すると、プログラムの実行は次のステートメントに進みます。現在のステートメントがサブプログラムを呼び出す場合は、デバッガによってサブプログラムのスクリプトが表示され、サブプログラムの最初の実行可能ステートメントが現在の行となります。サブプログラムのソーススクリプトが外部ファイルのため利用できない場合は、[ステップイン] は [ステップオーバー] と同様に動作します。
現在のステートメントを実行してから次のステートメントに進む、あるいは現在のステートメントがサブプログラムを呼び出しているとき、サブプログラムの内容を一度に実行させるには、[ステップオーバー] をクリックするか、[デバッグ] - [ステップオーバー] を選択するか、[Shift] + [F8] キーを押します。
[ステップオーバー] を選択すると、プログラムの実行は、現在のプログラムユニット内の次のステートメントに進みます。ステートメントがサブプログラムを呼び出す場合は、デバッガによってそのサブプログラム全体が単一のステートメントのように実行され、サブプログラムを呼び出したプログラムユニットの次の行に現在の行が設定されます。
サブプログラムの残りのステートメントを実行し、サブプログラムを呼び出したプログラムユニットの次のステートメントに移るには、[ステップアウト] をクリックするか、[デバッグ] - [ステップアウト] を選択するか、[Ctrl] + [F8] キーを押します。
[ステップアウト] を選択すると、現在のサブプログラムの実行が続行され、このサブプログラムを呼び出した行の次の行で停止します。サブプログラムが他のサブプログラムから呼び出されたのではない場合、スクリプトの実行は次のブレークポイントが検出されるか、スクリプトが終了するまで続行されます。