ターゲットフレームを指定する

フレームに内容を追加するだけでなく、フレームセット内の特定のフレームをターゲットフレームに指定し、そこでデータとリンクを表示できます。ターゲットフレームの指定は、[フレームのプロパティ] インフォボックスか、各設計要素 (フォーム、アウトラインエントリ、埋め込みアウトライン、グループスケジュール、ホットスポットリソースなど) のプロパティインフォボックスで行います。

互いに重複する複数のターゲットフレームを設定できます。例えば、ターゲットフレームをアウトラインエントリ、そのエントリを含む埋め込みアウトライン、その埋め込みアウトラインを含むページ、またはそのページを含むフレームセットに設定できます。優先されるターゲットフレームは次のように決定されます。

重複したターゲットフレームでは、一般的な規則で、最も明示的な要素が優先されることになっています。この例では、アウトラインエントリが優先されます。アウトラインエントリでターゲットフレームを設定していなかった場合は、埋め込みアウトラインのターゲットフレームが優先されます。もし埋め込みアウトラインにターゲットフレームを設定していなかった場合は、埋め込みアウトラインを含むページに設定したターゲットフレームが優先されます。ページにターゲットフレームを設定していなかった場合は、フレームに設定したターゲットフレームが優先されることになるのです。

この階層内でターゲットフレームをどこにも設定していない場合は、リンク先はリンクがあるフレームに表示されます。存在しないターゲットフレームを指定した場合は、リンク先はトップレベルの新規ウィンドウに表示されます。

埋め込みビューとビューでは、優先順位が同じである点に注意してください。また、フレームに埋め込みビューアプレットを持つページが含まれている場合は、埋め込みビューアプレットで文書をクリックすると、実際には新規のウィンドウが開き、元のウィンドウが無効になる点にも注意してください。

個々のリンクまたは設計要素のターゲットフレームの指定の詳細については、その設計要素のプロパティインフォボックスのオンラインヘルプを参照してください。

注: [フレームのプロパティ] インフォボックスで、ターゲットフレームとなるフレームの名前を指定することを忘れないでください。