タイマーを使用すると、指定した秒数ごとにイベント処理ルーチンを呼び出すことができます。タイマーの作成に必要な手順を次に示します。
- アプリケーション内の他のすべてのスクリプトに対してグローバルである (Declarations) スクリプトまたは (Options) スクリプトで Dim ステートメントを使用して、NotesTimer
オブジェクトに対する参照変数を割り当てます。
- 実行可能コードで、Set ステートメントを使用して NotesTimer オブジェクトを作成します。最初のパラメータは間隔で、イベントハンドラが呼び出される間隔を秒単位で指定します。2 番目のオプションパラメータは任意のコメントです。NotesSession の CreateTimer メソッドを使用することもできます。
- On Event ステートメントを使用して、NotesTimer オブジェクトの Alarm イベント用のイベントハンドラを確立します。
- イベントを処理するユーザーサブルーチンを記述します。
コンピュータ上のスクリプト関連のほかのアクティビティによってはイベントが遅延することもあり、間隔は保証されません。
次の表は NotesTimer プロパティのリストを示します。
プロパティ
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データ型
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説明
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Comment
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String
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(読み書き可能) 任意のコメント。オブジェクトが作成されるときの 2 番目のパラメータです。
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Enabled
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Boolean 型
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(読み書き可能) NotesTimer オブジェクトがアクティブであれば True (デフォルト)。
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Interval
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Integer
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(読み書き可能) イベントハンドラが呼び出される間隔 (秒単位)。オブジェクトを作成するときの最初のパラメータです。
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