フレームのスタイルを設定する

このタスクについて

[フレームのプロパティ] インフォボックスを使用すると、スクロールバー、フレームのサイズ、境界線のプロパティなどのプロパティを設定することができます。

注: 使用する Web ブラウザが、[フレームのプロパティ] インフォボックスで設定可能なプロパティをすべて完全にサポートするとは限りません。

各フレームのスタイルを設定するには:

手順

  1. [フレーム] - [フレームのプロパティ] を選択します。
  2. フレームごとに次のプロパティを指定します。

    [フレームのプロパティ] インフォボックスの [基本] タブの詳細については、前述のトピック「フレームの内容を供給する」を参照してください。

タスクの結果

タブ

プロパティ

説明

[フレームサイズ] タブ

幅と高さ

フレームの幅と高さを指定するには、[比率]、[パーセント]、または [ピクセル] のいずれかを選択します。

  • [比率] -- フレームのサイズが、フレームセット内の他のフレームとの相対で指定されます。例えば、周囲にフレームがないフレームは、自動的に比率に設定され、フレームセットの高さになります。
  • [パーセント] -- フレームのサイズが、フレームセットのパーセンテージで指定されます。[幅] を 50%に設定したフレームは、フレームセットの半分の幅になります。
  • [ピクセル] -- フレームのサイズがピクセルで正確に指定されます。
注: 1 つのフレームの幅と高さのプロパティを変更すると、隣接するフレームの幅と高さが変わりますが、隣接フレームのプロパティは自動調節されません。隣接フレームのプロパティを自動調節するには、境界線をドラッグします。
 

スクロール

[オン] を選択すると、フレームのスクロールバーが強制的に作成されます。 [オフ] を選択するとスクロールバーは現れません。[自動] を選択すると、必要な場合に現れます。デフォルトは [自動] です。

 

サイズ変更可

[サイズ変更可] :[はい] を選択すると、Notes クライアントまたは Web ブラウザユーザーは、境界線をドラッグすることでフレームの高さと幅を変更できます。[いいえ] を選択すると、ユーザーは、境界線をドラッグしてもフレームのサイズが変更できなくなります。

 

初期フォーカスを設定

このチェックボックスをオンにすると、Notes クライアントでフレームセットを起動したときに、そのフレームがフォーカスされます。この機能は、Domino Designer 6 以降でのみ動作するため、それより前のバージョンでは無視されます。このプロパティをフレームセット内の複数のフレームに対して有効にすると、最初に見つかったフレームに対して有効になります。このプロパティを空白のフレームまたは見つからなかったフレームに対して有効にすると、フレームはフォーカスされません。

[フレームの境界線] タブ

境界線のスタイル (このフレームに適用)

  • [3-D 境界線] -- 現在選択しているフレームとその隣のフレーム間の境界線を立体的に表示します。
  • [すべてのフレームに適用] -- 立体の境界線を、フレームセットのすべての境界線に適用します。
 

境界線のスタイル (フレームセットのすべての境界線に適用)

  • [境界線の幅] -- ピクセル単位で指定します。デフォルトは 7 ピクセルです。[デフォルト] チェックボックスをオンにすると、ユーザーのブラウザ設定に応じてフレームが表示されます。ブラウザごとに設計要素の表示が異なるため、この設定を選択した場合は、ブラウザごとに作業をプリビューしてください。
  • [境界線の色] -- ドロップダウンのカラーチャートから色を指定します。カラーチャートの先頭にあるシステム (モニター) アイコンをクリックすると、デフォルトの色を指定できます。カラーチャートの先頭にあるホイールアイコンをクリックすると、カスタムの色を作成できます。
 

境界の表題 (Notes クライアントのみ)

  • [表題の式] -- 境界線に表示される見出しを変換する式を入力する場合に選択します。
  • [表示] -- [なし]、[表題のみ]、[矢印のみ]、または [両方] を選択します。[なし] を選択すると、表題も矢印もないデフォルトの境界線が表示されます。[表題のみ] を選択すると、境界線に表題が表示されます。[矢印のみ] を選択すると、境界線に矢印が表示されます。この矢印は、フレームを開いたり閉じたりするためのものです。[両方] を選択すると、境界線に見出しと矢印の両方が表示されます。
  • [位置揃え] -- 表題に対して選択すると、表題がフレームの上または下の境界線内に表示されます。矢印に対して選択すると、矢印がフレームの上下左右のいずれかの境界線に表示されます。表題と矢印の両方に対して選択すると、上または下の境界線の位置を揃えることができます。境界線が表示されるのは、表題または矢印が表示される場所のみであることに注意してください。例えば、[上] を選択した場合は、上の境界線のみが表示されます。
  • [文字揃え] -- このオプションを選択すると、見出しまたは矢印が境界線の上下左右または中央に表示されるよう調整されます。
  • [開く] -- ピクセル単位かフレームの高さに対する率でサイズを設定できます。このサイズは、閉じているフレームの境界線をユーザーがクリックして開いたときに表示されるデフォルトのサイズです。
  • 見出しや矢印では、フォント、フォントのサイズ、フォントの色、フォントのスタイルなど、テキストのプロパティも設定できます。さらに、境界線の背景色も設定できます。

[詳細] タブ

フレームの間隔

デフォルトは、最小のフレーム間隔です。フレーム間隔はピクセルで指定します。[デフォルト] チェックボックスをオンにすると、ユーザーのブラウザ設定に応じてフレームが表示されます。ブラウザごとに設計要素の表示が異なるため、この設定を選択した場合は、ブラウザごとに作業をプリビューしてください。

 

余白の高さと余白の幅

デフォルトは、フレーム境界線とフレームの内容との間の最小の間隔です。高さと幅をピクセルで指定します。[デフォルト] チェックボックスをオンにすると、ユーザーのブラウザ設定に応じてフレームが表示されます。ブラウザごとに設計要素の表示が異なるため、この設定を選択した場合は、ブラウザごとに作業をプリビューしてください。このプロパティは Notes クライアントではサポートされません。