pardef (Domino DTD)

段落の明示的なスタイル情報を表します。この要素は、段落を表す <par> 要素と共に使用します。一度段落スタイルを定義してそれに pardef 要素を使用して ID を設定した後は、その ID を par 要素の def 属性で参照してそこで指定されているスタイルを段落に適用します。pardef 要素を使用すると、一度定義したスタイルを DXL 全体で参照することができ、段落ごとにスタイルを再定義する必要がありません。

包含階層

包含元: %richtext.block;

包含要素: <code><parstyle>

構文

<!ELEMENT pardef ( code? , parstyle? )>

[コンテンツ]

code? , parstyle?

hidewhen 式を表すオプションの <code> 要素、続いてオプションの <parstyle> 要素の順に含まれます。

属性

<!ATTLIST pardef

id

%pardef.id;

#REQUIRED

align

(%pardef.aligns;)

"left"

linespacing

(%pardef.linespacings;)

"1"

spacebefore

(%pardef.linespacings;)

"1"

spaceafter

(%pardef.linespacings;)

"1"

leftmargin

%lenpct;

#IMPLIED

rightmargin

%lenpct;

#IMPLIED

firstlineleftmargin

%lenpct;

#IMPLIED

tabs

%tokens;

#IMPLIED

hide

%tokens;

""

newpage

%boolean;

"false"

keepwithnext

%boolean;

#IMPLIED

keeptogether

%boolean;

#IMPLIED

list

(%pardef.list.styles;)

"none"

%reading.order.attrs;

   
>

align

段落の文字揃えです。

firstlineleftmargin

最初の行の段落の左端の余白です。使用できるウィンドウ幅のパーセンテージで表します。

hide

%pardef.hide.tokens; エンティティのトークンです。

id

段落の ID です。

keeptogether

true の場合、現在の段落が複数ページにまたがらないようにします。

keepwithnext

true の場合、現在の段落と次の段落を同じページに表示します。Paragraphs のテーブルでは、このオプションは常に true です。

leftmargin

段落の左端の余白です。使用できるウィンドウ幅のパーセンテージで表します。

linespacing

行間隔です。

list

%pardef.list.styles; エンティティで定義されているリストの種類です。

newpage

true の場合、段落は新しいページで始まります。

rightmargin

段落の右端の余白です。使用できるウィンドウ幅のパーセンテージで表します。

spaceafter

段落の最後のスペースです。

spacebefore

段落の最初のスペースです。

tabs

タブ数です。

<pardef> 要素の定義済みエンティティ

%pardef.aligns; エンティティは、段落の文字揃えに対する種類の選択肢を定義します。

構文:

<!ENTITY % pardef.aligns "left | right | center | full | none">

%pardef.hide.tokens; エンティティは、段落を非表示にする条件を定義します。

構文:

<!ENTITY % pardef.hide.tokens "read | edit | print | copy | preview | previewedit | notes | web | embedded ">

段落が非表示になる処理を表すオプションを次に示します。

copy

文書がクリップボードへコピーされたとき。

edit

文書を読み込みモードで開いたとき。

embedded

文書が設計要素に埋め込まれたとき。

notes

Notes R4.6 またはそれ以降のクライアントからアクセスされたとき。

preview

文書を読み込みモードでプリビューしたとき。

previewedit

文書を編集モードでプリビューしたとき。

print

文書が印刷されたとき。

読み取り

文書を読み込みモードで開いたとき。

web

文書が Web ブラウザからアクセスされたとき。

%pardef.linespacings; エンティティは、段落内の指定可能な行間隔のリストを表します。

構文:

<!ENTITY % pardef.linespacings "1 | 1.5 | 2">

%pardef.list.styles; エンティティは、段落で使用できるリストの種類を定義します。

構文:

<!ENTITY % pardef.list.styles "none | bullet | number | check | uncheck | circle | square | alphaupper | alphalower | romanupper | romanlower">

リストの種類を表すオプションと、各行を開始するテキスト文字を次に示します。

alphalower

アルファベット (小文字) リストで、各行の内容の前にアルファベット順に並んだ英小文字 1 文字が付きます。

alphaupper

アルファベット (大文字) リストで、各行の内容の前にアルファベット順に並んだ英大文字 1 文字が付きます。

bullet

マーカーリストで、各行の内容の前に黒丸記号が付きます。

check

チェックマークリストで、各行の内容の前に選択されているチェックボックスが付きます。

circle

円形リストで、各行の内容の前に白丸記号が付きます。

なし

各行の内容の前にテキスト文字は付きません。

number

番号リストで、各行の内容の前に連続して並んだ数字が 1 つ付きます。

romanlower

ローマ数字 (小文字) リストで、各行の内容の前に連続して並んだ小文字のローマ数字が 1 つ付きます。

romanupper

ローマ数字 (大文字) リストで、各行の内容の前に連続して並んだ大文字のローマ数字が 1 つ付きます。

square

四角リストで、各行の内容の前に太字の四角が付きます。

uncheck

チェックマークリストで、各行の内容の前に選択されていないチェックボックスが付きます。