OpenView @コマンド (式言語)

データベースの指定されたビューを開きます。

構文

@Command( [OpenView] ; viewName ; key ; newinstance )

パラメータ

viewName

文字列。オプション。開きたいビューの名前です。ビュー名を省略すると、データベースのデフォルトのビューか、以前にデータベースを開いたときに最後に使用したビューが開きます。データベースの指定されたビューがすでに開いている場合は、そのビューが最初のウィンドウになります。

key

文字列。オプション。viewName を開くときに、Notes/Domino がスクロールして選択する文書を指定します。keyviewName のソートされた最初の列に示される値です。キーを省略すると、文書は選択されません。

newinstance

数値。オプション。データベースのウィンドウが開いているときでも、新しいウィンドウにビューを開く場合は "1" を指定します。このパラメータを省略すると、必要な場合にのみ新しいウィンドウが開きます。

注: key を機能させるには、ビューがソートされなければなりません。ビューがソートされていないと、ビューが開いたときに文書が選択されません。複数のソートされた列がある場合、キーの列は最初の列でなければなりません。

使用法

このコマンドは、Web アプリケーションの中で使用できます。

@Command([OpenView]) に newinstance パラメータを指定した場合は、@SetTargetFrame 関数は無視されます。

viewName を省略すると、最後のビューは @SetTargetFrame で指定した targetframe で開くビューになります。

ページやフォームに埋め込まれたビューを開くには、それぞれ @Command([OpenPage]) または @Command([OpenDocument]) を使用します。

  1. 次の式は、現在のデータベースの [Reverse Chronology] ビューを開きます。
    @Command([OpenView]; "Reverse Chronology") 
  2. 次のコードを、フォーム上のアクションボタンの式として追加すると、現在のユーザーが ACL で [管理者] レベルのアクセス権を持っていれば、現在のデータベースの [Managers Only] ビューが開きます。それ以外の場合は、[Employees] ビューが開きます。
    @If(@UserAccess(@DbName) = "6";@Command([OpenView];"Managers Only");@Command([OpenView];"Employees"))

クロスリファレンス

LotusScript® NotesUIDatabase クラスの OpenView メソッド