@MailDbName (式言語)

Domino サーバーの名前と現在のユーザーのメールデータベース名を返します。

構文

@MailDbName

戻り値

Server : path

次の 2 つの要素を持つ文字列リストです。

使用法

この関数は、列式以外のすべての式で使用できます。式をサーバー上で実行する場合、サーバーが現在のユーザーと見なされるため、サーバーのメールボックスが返されます。

戻り値は、2 つのアイテムからなるテキストリストの形式を取り、次のように Server: Directory¥Database.NSF を指定します。

CN=acmemail/O=Acme : mail¥dlee.nsf

データベースがユーザー自身のコンピュータに保存されている場合、サーバー名の部分には空の文字列が出力されます。例えば、ユーザーの Debbie Lee が、メールデータベースのローカルレプリカを自分のワークステーションに保存しているとします。このユーザーがワークステーションベースのメールを使用するよう設定されているとき、@MailDbName により、次の文字列リストが返されます。

"" : mail¥dlee.nsf

これはメールを送信するアプリケーションで使用すると便利です。例えば、現在のユーザーがサーバーベースのメールを使用しているかどうかを判断し、その結果に基づいてアクションを決定できます。

この関数は、Web アプリケーションでは使用できません。

  1. 次の例では、サーバーとユーザーのメールファイルのパスが返されます。
    @MailDbName
  2. 次の例では、ユーザーのメールファイルのパスが返されます。
    @Subset(@MailDbName;-1)
  3. 次の例では、ユーザーのメールファイルを含むサーバーの正規の名前が返されます。
    @Subset(@MailDbName;1)
  4. 次の例では、ユーザーのメールファイルを含むサーバーの共通名が返されます。
    @Name([CN]; @Subset(@MailDbName; 1))

クロスリファレンス

LotusScript® NotesRegistration クラスの GetUserInfo メソッド

Java™ Registration クラスの getUserInfo メソッド