getFirstItem (Document - Java™)

文書内の指定された名前を持つ最初のアイテムを返します。

定義位置

Document

構文

public Item getFirstItem(String name)
    throws NotesException

パラメータ

String name

検索したいアイテムの名前です。

戻り値

Item

name を持つ最初のアイテムを返します。name を持つアイテムが文書に含まれていない場合は、null を返します。

使用法

文書の複数アイテムが同じ名前の場合、プログラムでのアクセスは最初のアイテムに制限されます。残りのアイテムには無効なデータが生じます。この対策としては、最初のアイテムを取得し、これを処理して削除し、再び最初のアイテム、つまり 2 つ目のアイテムを取得します。このようにして、同じ名前のアイテムをすべて処理します。文書を保存しないと、アイテムは実際に削除されません。 しかし、推奨される方法は、同じ名前を持つ複数のアイテムの作成を避けることです。

フィールドの値が計算されて表示される場合、その値はアイテムとしては格納されず、Document オブジェクトからはアクセスできません。場合によってはフィールド値に別の方法でアクセスできます。 例えば、式 @Created を使用して計算して表示される [DateComposed] フィールドが文書に含まれている場合は、getCreated を使用します。

このメソッドを使用してリッチテキストアイテムを取得する

リッチテキストアイテムを取得するには、getFirstItem からの戻り値を明示的に RichTextItem にキャストします。

Document doc;
//...set value of doc...    
RichTextItem rtitem = (RichTextItem)doc.getFirstItem("Body");

クロスリファレンス

LotusScript® NotesDocument クラスの GetFirstItem メソッド