通常、サーバーのデータベースレプリカ間の複製は、接続文書のスケジュールに基づいて行われます。次回の複製がスケジュールどおりに実行されるのを待たないで、強制的に複製する必要があることもあります。例えば、複製設定をテストしたり、複製に関する問題を解決するような場合は、複製を強制的に実行できると便利です。強制的な複製は、データベースからでも、サーバーのコンソールからでも実行できます。
ローカルなレプリカとサーバーレプリカの間の複製の詳細については、『Notes ヘルプ』を参照してください。
サーバーのシステム管理者は、サーバーコマンド Replicate、Pull、Push でデータベースオプションを使用すると、2 台のサーバーが共有する特定のデータベースを強制的に複製できます。
例えば、データベース PRODUCTS.NSF の変更内容を、サーバー Webstage-E/East/Acme から、サーバー Web/East/Acme に送信するには、Webstage-E/East/Acme のサーバーコンソールから次のコマンドを入力します。
Push Web/East/Acme Products.nsf
これらのコマンドの詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。