1 つのレプリカの複製設定を指定することも、中央の複製元レプリカから、データベースの複数レプリカの複製設定をカスタマイズし、このカスタム設定を適切なレプリカに複製することもできます。この方法で複製をカスタマイズすると、複製を中央管理できますが、実行するには各レプリカの複製要件を把握している必要があります。
中央管理で行える複製設定は、[文書のサブセットを複製] と [複製内容] だけです。[文書のサブセットを複製] はレプリカが受信できる文書を制御します。[複製内容] はレプリカが受信する文書以外の要素を制御します。
中央管理の複製設定を変更した場合、設定は複製が 2 回行われて初めて有効になるので注意してください。1 回目には、複製元サーバーから複製先サーバーに新しい設定が複製されます。2 回目は、新しい設定に基づいて複製が行われます。2 回目の複製は、複製元のデータベースが何らかの方法で更新されたときに実行されます。複製元データベースの更新を待たずに、新しい設定を強制的に有効にするには、複製履歴を消去します。
複製履歴の消去の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。