例: オブジェクトを自動的に起動するフォームを設計する

ここでは、[春期製品系列] データベースを作成する例を紹介します。このデータベースを使用して、営業部員が部署で提供される標準のスライドセットからカスタムプレゼンテーションデータを作成します。IBM® Freelance Graphics® を使用することにしました。[営業プレゼンテーション] フォームを作成し、標準的なスライドプレゼンテーションを含む Freelance Presentation ファイルを埋め込みます。Lotus Freelance のプレゼンテーションオブジェクトについては、このオブジェクトが含まれた文書を作成するときだけ自動起動するように指定します。

次に、[営業プレゼンテーション] フォームを使用して文書を作成します。Freelance Graphics が起動したら、プレゼンテーションオブジェクトを変更せずに保存します。作成した Notes 文書を「標準のプレゼンテーション」という名前で保存します。この時点で、データベースに 1 つの文書が保存されます。この文書には、営業プレゼンテーション用の標準スライドデータが保存され、すべての営業部員がアクセスできます。

営業部員がプレゼンテーションデータを変更したい場合は、[営業プレゼンテーション] フォームを使用して新しい文書を作成します。Freelance Graphics のオブジェクトが自動的に起動し、営業部員はスライドプレゼンテーションデータをカスタマイズできます。次に、オブジェクトを保存します。このオブジェクトが埋め込まれた Notes 文書を保存するときに、新しい名前を指定します。この時点で、作成したスライドプレゼンテーションデータのカスタムバージョンが、データベースに保管され、他の営業部員もこのオブジェクトにアクセスできます。