Notes® のビューと自動起動されたアプリケーションとの間をユーザーが自由に移動できるように、Notes 文書を非表示にするフォームを設計できます。
次の操作を実行する際に Notes 文書を非表示にするようフォームを設計できます。
ある状況では Notes 文書を非表示にし、それ以外の状況では表示するようフォームを設計することもできます。Notes データベースの情報の保守管理で、文書の作成者、編集者、読者がそれぞれ異なる役割を果たす場合に、このタイプのフォームを使用します。
次の場合に Notes 文書を非表示にします。
次の場合に Notes 文書を表示します。
ユーザーが各自の経費レポートの作成や更新ができるように、Lotus 1-2-3® で使用できるレポート追跡データベースを作成する場合を例にとります。ユーザーが経費レポートを作成または更新するときに Notes 文書を意識する必要はありません。その代わりに 1-2-3 で経費レポートを自動起動するようにします。
ユーザーのワークフローを反映するフォームを設計するには、[経費レポート] フォームを作成し、ワークシートオブジェクトをフォームに埋め込みます。それから [フォームのプロパティ] インフォボックスでワークシートが自動的に起動するよう設定します。[非表示] ボックスから、次のオプションを選択します。
ユーザーが [作成] - [経費レポート] を選択すると、自動的に 1-2-3 が起動され、埋め込まれたワークシートオブジェクトが開かれます。 ユーザーは、1-2-3 のワークシートオブジェクトに直接情報を入力します。Notes 文書は表示されません。ユーザーが経費レポートを完成して 1-2-3 を終了すると、フォームに埋め込まれたワークシートオブジェクトが更新されます。この時点で、ユーザーは Notes のビューに戻ります。自分の経費レポートを編集する場合は、文書を編集モードで開きます。これにより、1-2-3 が自動的に起動します。1-2-3 を閉じると、ユーザーは Notes のビューに戻ります。
経費レポートワークシートの情報は、Notes 文書や Notes ビューに表示されます。Notes データベースには、すべての経費レポートが格納されます。