EditInsertFileAttachment @Command (式言語)

文書にファイルを添付します。

構文

@Command( [EditInsertFileAttachment] )

または

@Command( [EditInsertFileAttachment] ; file ; compress ; append ; deleteexisting ; deletefile )

パラメータ

file

文字列。オプション。添付するファイルの名前。必ず、オペレーティングシステムに適した形式で完全なパスを指定します。

compress

文字列。オプション。添付ファイルを圧縮する場合は "1" (デフォルト) を指定します。圧縮しない場合は "0" を指定します。

append

文字列。オプション。添付ファイルを追加する場合は "1" を指定します。現在の位置に挿入する場合は "0" (デフォルト) を指定します。

注: このパラメータは Release 8.5.1 で新しく追加されました。

deleteexisting

文字列。オプション。同じ既存の添付ファイルを削除する場合は "1" を指定します。 削除しない場合は "0" (デフォルト) を指定します。

注: このパラメータは Release 8.5.1 で新しく追加されました。

deletefile

文字列。オプション。ベースファイルを削除する場合は "1" を指定します。削除しない場合は "0" (デフォルト) を指定します。

注: このパラメータは Release 8.5.1 で新しく追加されました。

file パラメータを指定しない場合は、[添付ファイルの作成] ダイアログボックスが表示されます。file を指定した場合は、[添付ファイルの作成] ダイアログボックスは表示されずに、文書にファイルが添付されます。

使用法

文書の場合は編集モードで開いていて、リッチテキストフィールドに挿入点が必要です。

このコマンドは Web では機能しません。

フォーカスの変更を発生させる要素 (ホットスポットボタンなど) 内でこのコマンドを使用する場合、EditGoToField コマンドまたは EditTop コマンドを最初に使用してフォーカスを文書に戻しておく必要があります。その際、文書を編集モードで開いておく必要があります。

  1. 次の式は、[添付ファイルの作成] ダイアログボックスを表示します。
    @Command( [EditInsertFileAttachment] )
  2. 次の式は、1-2-3® for Macintosh のワークシート「Budget96」を、文書に添付します。
    @Command( [EditInsertFileAttachment] ; "Worksheets:Budget96" )

クロスリファレンス

LotusScript® NotesRichTextItem クラスの EmbedObject メソッド

Java™ RichTextItem クラスの embedObject メソッド