次のいずれかを実行する予約語です。
- デフォルト値をフィールドに割り当てます。
- 式の実行中、文書にこのフィールドがないとき、このキーワードをその値として使用してフィールドがあるかのように動作させます。
- 動的なデフォルト値をフィールドに割り当てます。
構文
DEFAULT variableName := value ;
使用法
この予約語は、すべての式で使用できます。
DEFAULT は 1 つの式で 1 回使用します。このキーワードが 1 つの式の中で複数回出現する場合、最初に出現するものが有効であり、後続のものは無効です。
注: R6 より前のリリースでは動作が異なり、1 つの式に DEFAULT が複数回出現する場合は、最後に出現するものが有効となります。
例
次の 2 つの式では、[KeyThought] というフィールドがあればそのフィールドの値が表示されます。このフィールドがない場合は、[Topic] フィールドの値が表示されます。DEFAULT を使用すると、式を単純にできるのでエラーが発生しにくく、他のユーザーにも分かりやすくなります。
@If(@IsAvailable(KeyThought);KeyThought;Topic);
および
DEFAULT KeyThought := Topic;
KeyThought;