ブレークポイントを使用してデバッグする

プログラムの実行は、ブレークポイントが設定されている前の行で停止します。スクリプトの実行が停止している間に、変数の値を調べて変更したり、他のデバッガコマンドを使用することができます。ブレークポイントは Terminate イベントには設定できません。

設定したブレークポイントは消去できます。また、ブレークポイントを一時的に無効にしたり、無効にしたものを再び有効にできます。ブレークポイントが有効になっている場合は、赤い停止記号 ブレークポイントを表す赤い停止記号 で表示されます。無効になっている場合は、赤い停止記号に黄色の斜線が付けられて ブレークポイントの無効を表す黄色の斜線付き停止記号 表示されます。

ステートメントが複数の行で構成される場合、ステップ単位で実行してブレークポイントで停止している間は、最終行がハイライトされています。複数の行で構成されるステートメントにブレークポイントを設定したり、有効化、無効化、あるいは消去するには、最終行を選択します。

ブレークポイントは、明示的に削除しないかぎり、スクリプトに残ります。実行中のスクリプトをデバッガで最初に表示するとき、前回のデバッグセッションで削除されなかったブレークポイントが再び表示されます。

注: 永続性のあるブレークポイントは、Release 6 で新しく追加されたメソッドです。

デバッガには、ブレークポイントに関する次のような機能があります。