dataconnection (Domino DTD)

Notes フィールドと外部データソース間で確立された接続を表します。

包含階層

包含元: %design.elements;

包含要素: %named.design.note.prolog;%note.epilog;

構文

<!ELEMENT dataconnection (%named.design.note.prolog; , %note.epilog; )>

[コンテンツ]

%named.design.note.prolog;、%note.epilog;

%named.design.note.prolog; エンティティの内容のいずれか、続いて %note.epilog; エンティティのいずれかの順に含まれます。

属性

<!ATTLIST dataconnection

%named.design.note.attrs;

   

class

(%dataconnection.class;)

#REQUIRED

type

(%dataconnection.types;)

#REQUIRED

username

%string;

#IMPLIED

password

%string;

#IMPLIED

database

%string;

#IMPLIED

hoststring

%string;

#IMPLIED

sqlserver

%string;

#IMPLIED

datasource

%string;

#IMPLIED

objecttype

(%dataconnection.object.types;)

#IMPLIED

objectowner

%string;

#IMPLIED

objectname

%string;

#IMPLIED

objectopen

%string;

#IMPLIED

objectupdate

%string;

#IMPLIED

objectcreate

%string;

#IMPLIED

objectdelete

%string;

#IMPLIED

connections

%integer;

"1"

blockkeyfieldupdates

%boolean;

"false"

updatechangedfieldsonly

%boolean;

"false"

disablehttpcaching

%boolean;

"false"

fieldsgetdecserrors

%boolean;

"false"

spacetrim

(%dataconnect.spacetrim.values;)

"none"

conflictdetection

%boolean;(%dataconnection.ondatamismatch.values;)

"false"

ondatamismatch

 

"precisionloss"

onmissingrecord

(%dataconnection.onmissingrecord.values;)

"error"

%dataconnection.customizedproperties.values;

   
>

blockkeyfieldupdates

キーフィールドの更新を許可するかどうかを示します。デフォルトは false です。

class

外部接続されているデータソースの種類です。オプションのリストについては、%dataconnections.class; エンティティを参照してください。

conflictdetection

論理値です。true の場合、伝送中にデータの競合が検出された場合はエラーを発生するように Notes/Domino に指示します。デフォルトは false です。

connections

外部データソースに対する最大同時接続数です。

database*

アクセスする外部データベースの名前です。この属性は、type 属性が DB2、Sybase、OLE DB の場合にのみ指定可能です。

datasource*

アクセスする外部データベースのデータソース名です。この属性は、type 属性が OLE DB の場合にのみ指定可能です。

disablehttpcaching

外部データベースから抽出したデータをサーバーでキャッシュするかどうかを示します。データソースに含まれるデータの大部分が更新頻度の低いデータであれば、キャッシュを無効にしてもかまいません。データが頻繁に更新されるトランザクション処理システムでは、キャッシュを無効にしないでください。デフォルトは false です。

fieldsgetdecserrors

個々のフィールドの更新でエラーが発生した場合、対応する Notes フィールドにエラーを記録するかどうかを示します。false の場合、データ転送にエラーが発生すると、フィールドは空白のままになります。

hoststring*

アクセスする外部データベースのホスト文字列です。この属性は、type 属性が Oracle または Oracle 8 の場合にのみ指定可能です。

objectcreate

Create イベントに関連付けられているプロシージャーの名前です。

objectdelete

Delete イベントに関連付けられているプロシージャーの名前です。

objectname

接続するメタデータオブジェクトの名前です。

objectopen

Open イベントに関連付けられているプロシージャーの名前です。

objectowner

接続するメタデータオブジェクトの所有者です。

objecttype

外部データソース内のデータ取り出し元のオブジェクトの種類です。オブジェクトのリストの詳細については、dataconnection.object.types; エンティティを参照してください。

objectupdate

Update イベントに関連付けられているプロシージャーの名前です。

ondatamismatch

データの競合が発生した場合の処理方法を Notes/Domino に指示します。オプションのリストの詳細については、%dataconnection.ondatamismatch.values; エンティティを参照してください。

onmissingrecord

レコードが見つからない場合の処理方法を Notes/Domino に指示します。オプションのリストの詳細については、%dataconnection.onmissingrecord.values; エンティティを参照してください。

password

サードパーティデータベースへのアクセス権を持つユーザー名に関連付けられたパスワードです。

spacetrim

フィールドの先頭と末尾にある空白を削除するかどうか、削除する場合はそのフィールドを示します。オプションのリストの詳細については、%dataconnect.spacetrim.values; エンティティを参照してください。

sqlserver*

アクセスする Sybase データベースを管理する SQL サーバーの名前です。この属性は、type 属性が Sybase の場合にのみ指定可能です。

type

サードパーティデータソースのベンダーの種類です。この属性の選択肢は、クラスの種類によって変わります。オプションのリストの詳細については、%dataconnection.types; エンティティを参照してください。

updatechangedfieldsonly

true の場合、フィールドが更新されたときにのみデータ交換をトリガーします。

username

サードパーティデータベースへのアクセス権を持つユーザー名です。

*これらの属性は、アクセスするサードパーティデータベースの名前を示します。ベンダーの種類により、必要な属性が決まります。次の表に、指定されたデータ接続の種類に必要なデータソース名属性を示します。

データ接続の種類

必要なデータソース名属性

db2

database のみ

odbc2

datasource のみ

oledb

database と datasource

oracle と oracle8

hoststring のみ

sybase

database と sqlserver

<dataconnection> 要素の定義済みエンティティ

%dataconnect.spacetrim.values; エンティティは、先頭と末尾の空白を削除するフィールドを定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnect.spacetrim.values " none | nonkeyfields | allfields ">

次のオプションは、先頭と末尾の空白を削除するフィールドを示します。

allfields

すべてのフィールドです。

なし

どのフィールドでもありません。

nonkeyfields

キーでないフィールドのみです。

%dataconnection.class; エンティティは、Domino を使用して接続できるデータソースのクラスオプションを定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnection.class " rdbms ">

次のオプションは、外部接続に使用するデータソースを指定します。

rdbms

リレーショナルデータベース管理システムです。

%dataconnection.customizedproperties.values; エンティティは、アクセスするデータソースに固有のカスタマイズを定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnection.customizedproperties.values " %db2properties; | %oledbproperties; | %odbcproperties; ">

次のオプションは、各データソースに固有のカスタマイズ可能な属性があることを示します。(これらの属性リストの詳細については、エンティティの説明を参照してください。):

%db2properties;

%oleproperties;

%odbcproperties;

%dataconnection.object.types; エンティティは、Domino を使用して接続できるオブジェクトの種類を定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnection.object.types " table | view | procedure ">

procedure

データベースを作成、更新、照会するためのコマンドです。このオプションは ODBC データソースには適用されません。

table

データベース内のフィールドが定義された複数レコードから構成されるデータテーブルです。

view

データビュー。

%dataconnection.ondatamismatch.values; エンティティは、Domino サーバーでデータ間に競合が発生した場合の処理方法を定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnection.ondatamismatch.values " error | precisionloss | datatruncation ">

datatruncation

サーバーでデータの切り捨てを許可するように指定します。キーフィールドではデータの切り捨ては行われません。例えば、格納可能な最大文字列長が長いデータベース内のフィールドから最大文字列長が短い Notes のフィールドに文字列を取り出すために、データの切り捨てを許可することが可能です。

error

データ間に競合が発生した場合にサーバーがエラーを返すように指定します。

precisionloss

サーバーで精度の損失を許可するように指定します。例えば、Notes データベースよりも高い精度で数値を記録するデータベースのフィールドから数値を取り出すために、精度の損失を許可することが可能です。

%dataconnection.onmissingrecord.values; エンティティは、レコードが見つからない場合の Domino サーバーの動作を定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnection.onmissingrecord.values " error | ignore | externalrecord ">

error

外部データソースでレコードが見つからない場合は、サーバーがエラーメッセージを返すように指定します。

externalrecord

データ転送の停止を防ぐために、外部データソースに記録を作成するように指定します。外部データソースにスタブを作成します。

ignore

レコードが見つからないエラーが発生しても、サーバーはそれを無視して、取得を続行するように指定します。

%dataconnection.types; エンティティは、Notes/Domino を使用して接続できるデータソースの種類を定義します。

構文:

<!ENTITY % dataconnection.types " db2 | oracle | sybase | odbc2 | oracle8 | oledb ">

%db2properties; エンティティは、DB2 データベースからデータを取得する場合に固有のプロパティ設定を定義します。

構文:

<!ENTITY % db2properties " 

datajournaling

%boolean;

#IMPLIED

">

%odbcproperties; エンティティは、ODBC データベースからデータを取得する場合に固有のプロパティ設定を定義します。

構文:

<!ENTITY % db2properties " 

singlethreading

%boolean;

#IMPLIED

">

%oledbproperties; エンティティは、OLE データベースからデータを取得する場合に固有のプロパティ設定を定義します。

構文:

<!ENTITY % db2properties " 

oledbprovider

%string;

#IMPLIED

oledbdatasource

%string;

#IMPLIED

oledbdatabase

%string;

#IMPLIED

oledbproviderstring

%string;

#IMPLIED

oledbauthentication

%string;

#IMPLIED

">