ComposeDocument (NotesUIWorkspace - LotusScript®)

指定されたデータベースとフォームを使用して新規文書を作成して、ワークスペースに表示します。

定義位置

NotesUIWorkspace

構文

Set notesUIDocument = notesUIWorkspace .ComposeDocument( [ server$ [, file$ [, form$ [, windowWidth# [, windowHeight# [, returnNotesUIDocument]]]]]] )

パラメータ

server$

String 型。オプション。データベースが置かれたサーバーの名前です。このパラメータを省略するか、空の文字列 ("") を指定すると、ローカルコンピュータのデータベースが開かれます。また、server$file$ をともに省略するかともに空の文字列のとき、現在のデータベースが使用されます。

file$

String 型。オプション。文書を作成したいデータベースのファイル名です。このパラメータを省略するか、空の文字列 ("") を指定すると、現在のデータベースに文書が作成されます。

form$

String 型。オプション。文書の作成に使用するフォームの名前です。 このパラメータを省略するか、空の文字列 ("") を指定すると、[作成] - [その他] ダイアログボックスが表示され、フォーム名を選択できます。

windowWidth#

Double 型。オプション。文書ウィンドウの幅 (インチ単位) です。このパラメータを省略すると、ウィンドウは現在のウィンドウの幅になります。

注: このパラメータは R5 では無効ですが、下位互換性用に保持されます。

windowHeight#

Double 型。オプション。文書ウィンドウの高さ (インチ単位) です。このパラメータを省略すると、ウィンドウは現在のウィンドウの高さになります。

注: このパラメータは R5 では無効ですが、下位互換性用に保持されます。

returnNotesUIDocument

Boolean 型。オプション。True (デフォルト) の場合、メソッドは NotesUIDocument オブジェクトを返そうとします。False の場合、オブジェクトは返されません。 lsERR_LSXU13_ANCESTOR_TARGET_FRAME の使用法を参照してください。

注: このパラメータは R6 で新しく追加されました。

戻り値

notesUIDocument

新規作成され、開かれた文書です。

使用法

ComposeDocument メソッドをビューアクションで使用すると、ビューのフォーム式が、メソッドで指定されたフォームより優先されます。この問題を回避するためにはフォーム式に次の行を加えてください。

@If(@IsNewDoc; @Return(Form); "");

フォーム式については、「フォーム式」を参照してください。

このメソッドは、コードを含むフレームの親であるターゲットフレームに NotesUIDocument オブジェクトを返そうとすると、エラー lsERR_LSXU13_ANCESTOR_TARGET_FRAME (4426) が発生します。returnNotesUIDocument に False を指定することにより、オブジェクトを返さないようにすることができます。文書はターゲットフレームで開きますが、NotesUIDocument オブジェクトにアクセスすることはできません。このメソッドをサブルーチンとして呼び出すと、オブジェクトが返されないようにすることができません。したがって、returnNotesUIDocument を False に指定する必要があります。

クロスリファレンス

式言語の Compose @コマンド