ローカルデータベースを、オプションに従って圧縮します。
注: このメソッドは R6 で新しく追加されました。
構文
sizeDelta& = notesDatabase .CompactWithOptions( options$ )
sizeDelta& = notesDatabase .CompactWithOptions( options& [, spaceThreshold$ ] )
パラメータ
options$
String 型。Compact サーバータスクによってサポートされている 1 つ以上のコマンドラインオプションで、負符号 (-) のないものを表します。
空白は、S オプションで数字と数字の後の K、k、M、m との間に空白を入れてはいけないという点を除けば、重要ではありません。オプションは指定された順序で実行されます。
options&
Long 型の定数。1 つ以上の以下の定数を表します。 オプションは、追加することで組み合わせます。
- CMPC_ARCHIVE_DELETE_COMPACT (1) a (アーカイブと削除の後に圧縮する)
- CMPC_ARCHIVE_DELETE_ONLY (2) A (圧縮せずにアーカイブと削除を実行する。a を置き換える。)
- CMPC_CHK_OVERLAP (32768) o と O (重複を確認する)
- CMPC_COPYSTYLE (16) c と C (コピースタイル。b と B を置き換える。)
- CMPC_DISABLE_DOCTBLBIT_OPTMZN (128) f (文書テーブルのビットマップの最適化を無効にする)
- CMPC_DISABLE_LARGE_UNKTBL (4096) k (サイズの大きい不明なテーブルを無効にする)
- CMPC_DISABLE_RESPONSE_INFO (512) H ([文書の階層情報を使用しない] を無効にする)
- CMPC_DISABLE_TRANSACTIONLOGGING (262144) t (トランザクションログを無効にする)
- CMPC_DISABLE_UNREAD_MARKS (1048576) U ([未読マークを使用しない] を無効にする)
- CMPC_DISCARD_VIEW_INDICES (32) d と D (ビュー索引を削除する)
- CMPC_ENABLE_DOCTBLBIT_OPTMZN (64) F (文書テーブルのビットマップの最適化を有効にする。f を置き換える。)
- CMPC_ENABLE_LARGE_UNKTBL (2048) K (サイズの大きい不明なテーブルを有効にする。k を置き換える。)
- CMPC_ENABLE_RESPONSE_INFO (256) h ([文書の階層情報を使用しない] を有効にする。H を置き換える。)
- CMPC_ENABLE_TRANSACTIONLOGGING (131072) T (トランザクションログを有効にする。t を置き換える。)
- CMPC_ENABLE_UNREAD_MARKS (524288) u ([未読マークを使用しない] を有効にする。U を置き換える。)
- CMPC_IGNORE_COPYSTYLE_ERRORS (1024) i (コピースタイルのエラーを無視する)
- CMPC_MAX_4GB (16384) m と M (データベースの最大サイズを 4 ギガバイトに設定する)
- CMPC_NO_LOCKOUT (8192) l と L (ユーザーを拒否しない)
- CMPC_RECOVER_INPLACE (8) B (未使用領域があればそれを回復して、ファイルのサイズを削減する。b を置き換える。)
- CMPC_RECOVER_REDUCE_INPLACE (4) b (未使用領域を回復するが、ファイルのサイズは削減しない)
- CMPC_REVERT_FILEFORMAT (65536) r と R (古いファイル形式を変換しない)
spaceThreshold$
String 型。オプション。S のない S オプションの値 (指定された未使用の空き領域のパーセントまたは総量に達した場合は圧縮する)。例えば、「10」は 10%、「10K」は 10 キロバイト、「10M」は 10 メガバイトを表します。
戻り値
sizeDelta&
Long。データベースのサイズの圧縮前後での差 (バイト)。
使用法
このメソッドは、データベースのある場所で実行する必要があります。そうしないと、エラーになります。データベースがサーバー上にある場合、またはマップされたドライブを介してそのサーバーにアクセスできる場合は、メソッドをサーバーから実行する必要があります。データベースが Notes クライアントにある場合は、メソッドを Notes クライアントで実行する必要があります。このメソッドをサーバー上で実行して、別のサーバーにあるデータベースを圧縮することはできません。
スクリプトは、現在のデータベース (スクリプトが現在実行されているデータベース) または desktop.dsk ファイルは圧縮できません。
これらのオプションは、Compact サーバータスクと組み合わせて使用できるオプションです。
詳しくは、『システム管理ヘルプ』の「圧縮オプション」を参照してください。
CompactWithOptions は、e または E のオプションをサポートしません。