Database の getAllDocuments を使用して、データベース内のすべてのデータ文書を含む DocumentCollection オブジェクトを取得します。現在のエージェントの指定に依存する文書、例えば、選択された文書、エージェントの最後の実行後に変更された文書などを取得するには、AgentContext の getUnprocessedDocuments を使用します。指定した時刻以降に修正された文書を取得するには、Database の getModifiedDocuments を使用します。
DocumentCollection クラスには、文書にアクセスするための次のプロパティとメソッドがあります。
ループでは、パラメータを取らない getNextDocument と getPrevDocument メソッドを使用します。この 2 つのメソッドを使用したほうが、Document パラメータを取るメソッドよりも高いパフォーマンスを実現できます。特に、パラメータを取るメソッドでは、リモート (IIOP) 操作用のキャッシュが無効になります。パフォーマンス上の理由から、ループには getCount と getNthDocument は使用しないでください。
文書コレクション内の文書は、コレクションが検索の結果生成されたものである場合にだけ順序が付けられます。それ以外の場合は、文書は特定の順序にはなっていません。
DocumentCollection オブジェクトを作成した後に調整するには、addDocument と deleteDocument を使用します。
エージェントを使用して未処理文書の処理をする場合、それらの文書には更新済みとしてマークする必要があります。これは、エージェントを後で実行する際に古い文書として認識できるようにするためです。これには、NotesDocumentCollection の updateAll か AgentContext の updateProcessedDoc を使用します。
DocumentCollection クラスには、次のプロパティが含まれています。