cgm (Domino DTD)

CGM (Computer Graphics Metafile) を表します。CGM は、2 次元図形データの蓄積と交換を規定する国際規格です。cgm メタファイルは、画像または線の色の詳細の幾何学的構成要素など、要素のコレクションが置かれるメタファイル内での位置を指定します。このメタファイルにより、ラスターイメージとベクトルイメージを組み合わせた便利なフォーマットが実現します。

包含階層

包含元: %image.formats;

構文

<!ELEMENT cgm %binary;>

属性

<!ATTLIST cgm

height

%twips;

#IMPLIED

width

%twips;

#IMPLIED

>

height

twip 単位のイメージの高さです。1 twip は 1/20 ポイントです。

width

twip 単位のイメージの幅です。

<cgm> 要素の定義済みエンティティ

%twips; エンティティは、twip を表します。twip は、1/20 ポイントに等しい測定単位です。この単位は、スペースをレイアウトしたり、コンピュータ画面上に印刷または表示するページまたはその他の領域上のオブジェクトを定義するために使用します。1 twip は 1/1440 インチ、1/567 cm です。画面解像度を変更すると twip のサイズも変更できる点はピクセルと同様ですが、印刷の場合に twip が絶対的な値を表す点はピクセルとは異なります。このエンティティは、<cgm> 要素で使用されます。

構文:

<!ENTITY % twips "CDATA">