インポートする添付ファイルへの参照を表します。添付ファイルはインポートされると、$File アイテムとして保存されます。attachmentref 要素としてインポートされるファイルは、その後でエクスポートする場合、$File アイテムで表されます。attachmentref 要素は、エクスポートによって生成される DXL 形式で表示されません。文書の添付ファイルは、それぞれ $File アイテムとしてその文書とともに保存されます。この要素によって、ファイルを $File アイテムとしてではなく参照によってインポートできるようになります。インポートしたファイルを attachmentref として定義し、パスとファイル名を指定できます。
文書には複数の $File アイテムを関連付けることができます。文書のリッチテキストに表示される添付ファイルの図形アイコンは、単なる添付ファイルへの参照であり、実際の添付ファイルは $File アイテムに保存されます。
<!ELEMENT attachmentref ( #PCDATA | %richtext.nonhot.inline; )*>
#PCDATA | %richtext.nonhot.inline;
プレーンテキストまたは %richtext.nonhot.inline; エンティティのいずれかのオプションが含まれます。
<!ATTLIST attachmentref
name |
%string; |
#IMPLIED |
---|---|---|
displayname |
%string; |
#IMPLIED |
caption |
%string; |
#IMPLIED |
path |
%string; |
#IMPLIED |
regionid |
%integer; |
#IMPLIED |
>
caption
ファイル名または添付ファイルガある場合は識別用のアイコンに追加されたテキストです。添付ファイルのアイコンがなくなったり、ファイル名が含まれていない場合、この属性を使用して添付ファイルを参照できます。
displayname
添付ファイルのアイコンといっしょに表示される名前です。表示名が指定されない場合は、path 属性または name 属性に指定された値から表示名が作成されます。
name
この要素が参照する添付ファイルの名前です。path 属性が指定されていない場合は、指定された名前を持つ添付ファイルを表す $FILE アイテムが文書に含まれている必要があります。
path
添付するファイルのパス名です。path 属性が指定されない場合は、name 属性が指定されなければなりません。この属性は、繰り返し使用する (エクスポートした後にインポートする) ことはできません。
regionid
添付ファイル参照構成要素に関連付けられた <region> のユニーク ID です。