@AttachmentLengths (式言語)

現在の文書の添付ファイルのそれぞれの長さを示す数値または数値リストを返します。この関数で返される数値は推定値であり、添付ファイルの実際のサイズとは若干異なることがあります。

構文

@AttachmentLengths( excludeMIMEBody )

パラメータ

excludeMIMEBody

Boolean 型。オプション。

戻り値

sizeInBytes

数値または数値リスト。

使用法

添付ファイルのサイズは、圧縮されないファイルサイズ (すなわち、展開後の添付ファイルのバイト数) に基づいて計算されます。実際にそのファイルに必要なディスク記憶領域はこれよりもいくぶん小さくなることがあります。

@AttachmentLengths では、添付ファイルがない場合、空のリストが返されます。添付ファイルが 1 つあって、そのファイルのサイズが 0 の場合は、0 が返されます。

  1. 次の例では、添付ファイルが 1 つでその推定サイズが 6102 の場合、6102 が返されます。
    @AttachmentLengths
  2. 次の例では、複数値分離記号としてセミコロンを指定すると、AUTOEXEC.BAT:112;CONFIG.SYS:1549;Q4SALES.WK4:17636 のように添付ファイル名と長さが返されます。
    @AttachmentNames + ":" + @Text(@AttachmentLengths)
  3. 次の例では、添付ファイルが 1 つでその長さが 0 の場合、0 が返されます。
    @AttachmentLengths
  4. 次の例では、添付ファイルがない場合、空のリスト (値はありません) が返されます。
    @AttachmentLengths
  5. 次の例では、まず添付ファイルがあることを確認してから添付ファイルの長さが合計されます。
    @Sum(@Attachments > 0; @AttachmentLengths; 0)

クロスリファレンス

LotusScript® NotesEmbeddedObject クラスの FileSize プロパティ

Java™ EmbeddedObject クラスの FileSize プロパティ