appendItemValue (Document - Java™)

文書内に新規アイテムを作成し、オプションでアイテムの値を設定します。

注: 一般に、appendItemValue よりも replaceItemValue のほうがよく使用されます。文書内に同名のアイテムがある場合、appendItemValue では同じ名前の 2 番目のアイテムが作成されますが、回避策を使用しないかぎり重複アイテムにアクセスできません。新規文書を作成する場合は、appendItemValue が安全です。

定義位置

Document

構文

public Item appendItemValue(String name)
    throws NotesException
public Item appendItemValue(String name, int value)
    throws NotesException
public Item appendItemValue(String name, double value)
    throws NotesException
public Item appendItemValue(String name, Object value)
    throws NotesException

パラメータ

String name

新規アイテムの名前です。

int value

新規アイテムの値です。

double value

新規アイテムの値です。

Object value

新規アイテムの値です。新規アイテムのデータ型は、アイテムに設定するのデータ型に応じて変わります。

value のデータ型

対応するアイテム

String

テキスト

Integer

数値

Double 型

数値

DateTime

日付/時刻アイテム

String、Integer、Double、または DateTime 型の要素を持つ java.util.Vector 型

複数の値を持つ文字列、数値、または日付/時刻アイテム

アイテム

アイテムと同じデータ型

戻り値

Item

新規アイテムを返します。

使用法

新規アイテムを保存するには、appendItemValue を呼び出した後に save を呼び出します。

文書にすでに name というアイテムがある場合、appendItemValue はこれを置き換えません。置き換えるのではなく、同じ名前でもう 1 つアイテムを作成し、指定した値を設定します。

クロスリファレンス

LotusScript® NotesDocument クラスの AppendItemValue メソッド