Domino データベースのアクセス制御リストエントリを表します。aclentry は、データベースで特定のタスクを実行するためのアクセスレベルを割り当てられたユーザー、サーバー、サーバーグループから構成されます。この要素の属性により、データベースに対するユーザーのアクセス権限と編集権限が定義されます。
<!ELEMENT aclentry ( role* )>
role*
任意の数の <role> 要素が含まれます。
<!ATTLIST aclentry
name |
%string; |
#REQUIRED |
---|---|---|
level |
#REQUIRED |
|
default |
%boolean; |
"false" |
type |
(%aclentry.types;) |
"unspecified" |
createdocs |
%boolean; |
#IMPLIED |
deletedocs |
%boolean; |
#IMPLIED |
createpersonalagents |
%boolean; |
#IMPLIED |
createpersonalviews |
%boolean; |
#IMPLIED |
createsharedviews |
%boolean; |
#IMPLIED |
createlsjavaagents |
%boolean; |
#IMPLIED |
readpublicdocs |
%boolean; |
#IMPLIED |
writepublicdocs |
%boolean; |
#IMPLIED |
>
createdocs
true の場合、文書を作成できます。*
createlsjavaagents
true の場合、LotusScript または Java エージェントを作成できます。*
createpersonalagents
true の場合、個人エージェントを作成できます。*
createpersonalviews
true の場合、個人フォルダまたは個人ビューを作成できます。*
createsharedviews
true の場合、共有フォルダまたは共有ビューを作成できます。*
default
true の場合、このエントリがアクセス制御リストのデフォルトエントリです。デフォルトは false です。
deletedocs
true の場合、文書を削除できます。*
level
aclentry のアクセスレベルです。%acl.levels; エンティティで指定されます。このレベルは、ここで説明されている属性の特定の組み合わせを表します。詳しくは、「使用法」セクションを参照してください。
name
user/aclentry の名前です。空の文字列を指定できます。
readpublicdocs
true の場合、パブリック文書の読み込みが可能です。*
type
aclentry の種類です。%aclentry.types; エンティティで指定されます。デフォルトは Unspecified です。
writepublicdocs
true の場合、パブリック文書の書き込みが可能です。*
*エントリのアクセスレベルにより、これらの属性のデフォルト値が決まります。
aclentry の各レベルで、ユーザーは特定の組み合わせのタスクのみを実行できます。これらのタスクは、true に設定されている許可された属性で表されます。例えば、指定されているレベルが noaccess の場合、readpublicdocs 属性と writepublicdocs 属性だけがデフォルトで true になります。ほかの属性はデフォルトで false です。指定されているレベルが manager の場合、すべての属性のデフォルト値が true になり、deletedocs 属性以外は false に設定することはできません。deletedocs 属性は manager レベルで false に設定できます。[ACL] ダイアログボックスの編集可能なアクセス権限を選択または選択解除することで、属性値をオーバーライドできます。各レベルのすべての組み合わせを表示するには、Notes クライアントの [アクセス制御リスト] インフォボックスを参照してください。
詳しくは、「ACL のアクセスレベル権限」を参照してください。
データベースの DXL 出力には aclentry タグが複数含まれることがよくあります。これは、データベースのユーザーに複数レベルの ACL アクセス権が割り当てられるためです。
%aclentry.types; エンティティは、Domino データベースの ACL エントリで許可されるユーザーの種類のリストを表します。
詳しくは、「ACL のユーザーの種類」を参照してください。
構文:
<!ENTITY % aclentry.types "unspecified | person | server | mixedgroup | persongroup | servergroup ">