ユーザーが新規文書や変更した文書を見つけやすくするために、ビューに表示される未読文書の横に、未読マーク (アスタリスク) を付けることができます。未読マークは、ユーザーごとに管理されます。したがって、あるユーザーが特定の文書を読んでも、まだこの文書を読んでいない他のユーザーに対しては、未読マークが表示されます。
次のオプションは、ビューの設計プロパティとして設定されます。[ビューのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブを開き、[未読マーク] オプションを選択します。
未読マークを表示する方法は、次の中から選択できます。
未読の主要文書と返答文書にアスタリスクを表示します。また、未読の主要文書と返答文書を含む省略表示のカテゴリに、アスタリスクを表示します。
未読の主要文書と返答文書だけにアスタリスクを表示します。省略表示のカテゴリには、未読マークは表示されません。このオプションを選択すると、[標準] を選択した場合と比べて表示が速くなります。すべてのレベルで未読マークを付ける方法と、未読マークをまったく付けない方法の中間の方法です。
[なし] というオプションを選択すると、未読マークが一切表示されません。
ビューに表示される未読文書の色をデフォルトの赤色から変更するには、[ビューのプロパティ] インフォボックスの [スタイル] タブをクリックし、[未読行] に対して別の色を選択します。
未読行に対して [太字] プロパティのチェックボックスをオンにすると、未読文書が太字で表示されます。ただし、Domino® Designer R5.x では未読エントリの太字表示はサポートされていないため、R5.x ユーザーには未読エントリは通常のフォントで表示されます。R5 ではハイライトにして R6 では太字にすることで未読文書を強調するには、R5 で表示される未読マークの色を選択してから、[未読の透過] オプションを選択します。こうすると、その色が R6 ユーザーには透過になり、太字フォントだけが表示されます。
更新された文書の未読ステータスがユーザーにとって重要でない場合や、ユーザーが直接アクセスしないサーバー上にデータベースが存在する場合は、データベースに保存された全文書の未読トラッキングをオフにすることにより、ディスクの処理時間を節約できます。[データベースのプロパティ] インフォボックスの [設計] タブを開いて、[更新文書に未読マークをつけない] を選択します。このオプションを選択すると、データベース中のすべてのビューが影響を受けます。ユーザーには、新規の文書だけが未読文書として表示され、修正された文書は未読文書として表示されません。