ビュー索引を更新する

ビュー索引とは、ビューに属する文書のリストを作成するための内部的なファイリングシステムです。文書の追加や変更が行われた場合は、ビュー索引を更新して、新規文書や変更された文書がどれなのかを分かるようにする必要があります。ビュー索引の更新を手動で行うには、[F9] キーを押します。ビューの設計に組み込まれた条件の 1 つとして更新できます。また、サーバー管理者が設定した Updall (Update ALL) サーバープロセスの一部としても更新できます。

データベースの全文索引を作成することも、ユーザーが全文索引を作成できるようにすることもできます。索引の作成を管理したい場合は、[最初の索引の作成は設計者または管理者に制限] オプションを選択します。

[更新時] オプション

個別のビューの更新タイミングを設定するには、[ビューのプロパティ] ボックスの [詳細] タブで、[索引の更新] オプションを選択します。

[更新の表示] オプション

ビューの中で更新内容を表示する方法は、[ビューのプロパティ] インフォボックスの [オプション] タブにある [更新時] の各オプションによって決まります。選択肢は次のとおりです。

[索引の削除] オプション

特定ビューのビュー索引を自動的に削除してディスク容量を節約するには、[ビューのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブで、[索引の削除] オプションを指定します。索引が削除されたビューを開くと、Domino® でビュー索引が再作成されるまで待たなくてはならない場合があります。 この設定は、NOTES.INI 中の [Default_Index_Lifetime_Days] の設定を上書きします。この設定はサーバー管理者が設定し、デフォルトでは 45 日後にビュー索引を削除するようになっています。

ビュー索引が廃棄されるタイミング

ビュー索引は、Updall (Update ALL) タスクによって廃棄されます。デフォルトでは、このタスクは各サーバー上で午前 2 時に実行されます。Domino では、索引が廃棄可能な状態になった後、最初に Updall が実行されたときに、その索引が廃棄されます。例えば、[使用後に削除] が選択された状態で、ビューを火曜日の午前 10 時に使用した場合は、ビュー索引が実際に廃棄されるのは水曜日の午前 2 時です。

1 日経ってから索引を削除するように指定した場合は、Domino では、索引の削除は少なくとも 1 日 (24 時間) 待ってから行われます。ビューを火曜日の午前 10 時に使用した場合は、Updall が実行される水曜日の午前 2 時の時点では、まだ 16 時間しか経っていません。したがって、このビューが削除されるのは、次に Updall が実行される木曜日の午前 2 時になります。

詳しくは、『Domino システム管理』を参照してください。