「アプリケーションの使い方」文書と「アプリケーションについて」文書を作成する

このタスクについて

データベースについての説明が記述された「アプリケーションの使い方」文書と「アプリケーションについて」文書を、すべてのデータベースに対して定義する必要があります。

「アプリケーションについて」文書

このタスクについて

[アプリケーションについて] 文書には、データベースの目的に関する説明が記述されています。ユーザーがデータベースを開いたときに、「アプリケーションについて」文書が自動的に開くように指定することができます。この文書を表示するには、[ヘルプ] - [アプリケーションについて] を選択します。

「データベースについて」文書には、次の情報を記述します。

  • データベースの目的
  • 対象ユーザー
  • データベース管理者の名前と電話番号
  • データベースの導入日
  • 使い方のガイドライン
  • ユーザーが特定のタスクを実行するためにネットワークに接続する必要がある場合、例えば、アプリケーションがネットワーク接続を必要とする検索を使用する場合に必要な要件。

「アプリケーションの使い方」文書

このタスクについて

「アプリケーションの使い方」文書には、データベースのさまざまなフォーム、ビュー、ナビゲータの使用方法を記述します。この文書を表示するには、[ヘルプ] - [アプリケーションの使い方] を選択します。

  • アプリケーションの概要
  • 各ビューの目的とその編成
  • 各フォームの目的と記入方法
  • 各エージェントの目的、実行時期、動作結果
  • アプリケーションがワークフローを自動化する場合は、各段階で予想される動作を含めた自動化される作業プロセス全体。ユーザーが文書を作成する場合は、その文書が保存された後の処理や他のユーザーが行う処理について理解しておく必要があります。

文書を作成する

手順

  1. Domino® Designer で、設計しているデータベースを開きます。
  2. アプリケーションナビゲータで [リソース] をクリックします。

  3. [アプリケーションについて] または [アプリケーションの使い方] をダブルクリックします。
  4. 情報の書き込みまたは編集を行います。リンク、ボタン、ホットスポット、添付ファイルを作成することもできます。Notes® のフォームの場合と同じように、テキストのスタイルを適用できます。
  5. 文書を保存します。

「アプリケーションについて」文書を自動的に表示する

手順

  1. [ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択し、[起動] タブをクリックします。

  2. 次のいずれかを実行します。
    • 「アプリケーションについて」文書を常に最初に表示する場合は、[起動] の [「アプリケーションについて」文書を開く] を選択します。
    • 「アプリケーションについて」文書が変更された場合に文書を再表示する場合は、[更新時に「アプリケーションについて」文書を表示する] を選択します。
    • ユーザーがデータベースを最初に開いたときに「データベースについて」文書を表示する場合は、[初回起動時に「アプリケーションについて」文書を表示する] を選択します。
    • Web 上で文書を表示する場合は、[Web で開いたとき] の [「アプリケーションについて」文書を開く] を選択します。

タスクの結果

「アプリケーションについて」文書を使用して、別のデータベースや製品のファイルを起動することができます。この場合は、[データベースのプロパティ] の [起動] オプションで、[「アプリケーションについて」文書の最初の添付を起動する] または [「アプリケーションについて」文書の最初の文書リンクを起動する] を使用します。