第 1 章 DCTEST と CONTEST
この章では、DCTEST と CONTEST について説明します。これらのプログラムは、システムやアプリケーションと外部データソースとの接続をテストするために使用します。
DCTEST および CONTEST でのテスト
LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) または DECS (Domino® 基幹連携サービス) をインストールした後には、DCTEST を使用して、外部システムクライアントとの接続をテストする必要があります。外部システムクライアントに接続できることを確認した後、LEI や DECS のアクティビティとコネクションの作成を開始できます。ただし、これらのコネクションを使用する LEI アクティビティを実行する前に、CONTEST を使用してコネクションをテストする必要があります。CONTEST は、特定の Lotus® Connection で実際に外部システムにアクセスできるかどうかをテストします。例えば、LEI コネクション文書を使用して名前付きのコネクションを作成した場合、そのコネクションを使用するアクティビティを実行する前に、そのコネクション名に対して CONTEST を実行します。
DCTEST で外部データソースへの接続をテストする
DCTEST は、クライアントのデータソースアクセスライブラリが Domino サーバー上で使用でき、正しく機能するかどうかを検証する接続テストを実行します。DCTEST を使用すると、特定のデータソースにアクセスするために必要な通信プログラムとクライアントソフトウェアが使用可能であり、正しく設定されていることを確認できます。特定の製品の機能をテストすることはできません。
CONTEST で LEI コネクションをテストする
CONTEST は LEI (Lotus Enterprise Integrator) Administrator に定義されている LEI コネクションを使用して接続を試みます。 CONTEST は LEI コネクション文書の情報に基づいて、LEI に接続できるかどうかをテストします。CONTEST は実行中の LEI Server と共に実行しなくてはなりません。
親トピック:
Lotus Connectors 接続ガイド