getFirstItem (NotesDocument - JavaScript)

文書内の指定された名前を持つ最初のアイテムを返します。

定義場所

構文

getFirstItem(name:string) : NotesItem

パラメータ	説明
`name`	探す対象のアイテムの名前です。

戻り値	説明
`NotesItem`	名前を持つ最初のアイテムを返します。名前を持つアイテムが文書に含まれていない場合は、null を返します。

使用法

文書の複数アイテムが同じ名前の場合、プログラムでのアクセスは最初のアイテムに制限されます。残りのアイテムには無効なデータが生じます。この対策としては、最初のアイテムを取得し、これを処理して削除し、再び最初のアイテム、つまり 2 つ目のアイテムを取得します。このようにして、同じ名前のアイテムをすべて処理します。文書を保存しないと、アイテムは実際に削除されません。ただし、同じ名前で複数アイテムを作成しないようお勧めします。

フィールドの値が計算されて表示される場合、その値はアイテムとしては格納されず、NotesDocument オブジェクトからはアクセスできません。場合によってはフィールド値に別の方法でアクセスできます。例えば、式 @Created を使用して計算して表示される [DateComposed] フィールドが文書に含まれている場合は、getCreated を使用します。

例

このボタンは、現在のデータベース内にあるすべての文書から情報をダンプします。

try {

var dc:NotesDocumentCollection = database.getAllDocuments();
var doc:NotesDocument = dc.getFirstDocument();
while (doc != null) {
var subject:NotesItem = doc.getFirstItem("Subject");
if (subject == null) {
	requestScope.status += "¥n[ No subject ]";
} else {
	requestScope.status += "¥n[ " + subject.getText() + " ]";
}
var body:NotesItem  = doc.getFirstItem("Body");
if (body == null) {
	requestScope.status += "¥n[ No body ]";
} else {
	var text:string = body.getText(256);
	requestScope.status += "¥n" + text;
}
var tmpdoc = dc.getNextDocument();
doc.recycle(); // recycle to avoid memory problems
doc = tmpdoc;
}

} catch(e) {
	requestScope.status = e.toString();
}

言語間の参照

LotusScript® NotesDocument クラスの GetFirstItem メソッド

Java™ Document クラスの getFirstItem メソッド