XPages でのテーマによる設計

テーマは、アプリケーションのルックアンドフィールの定義に使用されます。

テーマとは、HTML 生成をサーバーサイドでカスタマイズするもので、アプリケーションのルックアンドフィールの定義に使用できます。 テーマは、グローバルに設定してそのサーバー上で実行されるすべてのアプリケーションに適用することも、単一のアプリケーションに適用することもできます。 コンテキストに応じて異なるテーマを適用することもできます。

テーマは、CSS スタイルに制限されない点がスタイルシートと異なります。 テーマでは、ビューで表示される行数などの機能プロパティなど、任意の XML プロパティに値を割り当てることができます。 テーマでは JSF 式の値を割り当てることが可能であり、ページの作成時にソース内に式があるかのようにその式が解釈されます。

テーマは、XPage のすべての XML プロパティの制御に使用できます。 また、テーマでは、Domino® で提供される Web ページのすべての CSS スタイルプロパティと BODY スタイル属性を制御できます。 異なるプロパティを使用する XPages と Domino Web 環境を対象とするように、同じテーマをカスタマイズできます。

テーマは、アプリケーションナビゲータで使用可能な設計要素の 1 つです。 アプリケーションナビゲータは、ユーザーインターフェースで左側のタブに表示されます。 テーマは、[リソース] 設計要素で使用可能です。

注: Designer 8.5.2 以降、XPages は、oneuiv2 という名前のアップグレードされたテーマライブラリをサポートするようになりました。 このリリースは、Lotus Notes/Domino 8.5.2 と一緒にインストールされる OneUI v2.0.1 ゴールドリリースに基づいています。このゴールドリリースには、数多くの CSS、イメージ、パフォーマンス拡張機能が含まれています。 今後は、このテーマを使用するようにしてください。 旧バージョン (oneui) は、後方互換性のために保持されています。
注: リリース 9.0.1 では、XPages がアクセシビリティガイドラインと要件に準拠するテーマをサポートするようになりました。テーマの名前は oneuiv2.1_blue です。